登録販売者 2022年 北海道・東北 問80
問題文
医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
1:登録販売者は、医薬品の副作用等を知った場合において、保健衛生上の危害の発生を防止するため必要があると認めるときは、その旨を医薬品医療機器等法に基づき厚生労働大臣に報告しなければならない。(正解)
2:一般用医薬品においては、副作用の報告数は少ないため、情報を収集する必要はない。
3:薬疹が起きる医薬品は限られている。
4:薬疹は、医薬品の使用後1~2週間で起きることが多く、長期使用後に現れることはない。
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副作用情報の報告と薬疹【登録販売者解説】
正解の理由
登録販売者の副作用報告は、危害の発生・拡大を防ぐため必要と判断した場合に行います。
正しいのは1です。登録販売者は、副作用等を知り、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるとき、厚生労働大臣に報告しなければなりません。実務上は、報告書を医薬品医療機器総合機構に提出します。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第2章「副作用情報等の収集と報告」です。
正しいのは1です。登録販売者は、副作用等を知り、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるとき、厚生労働大臣に報告しなければなりません。実務上は、報告書を医薬品医療機器総合機構に提出します。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第2章「副作用情報等の収集と報告」です。
解法ステップ
- 「報告しなければならない」という義務の記述に注目します。
- 登録販売者も副作用報告を行う医薬関係者に含まれることを確認します。
- 「一般用医薬品の副作用情報は集めなくてよい」「薬疹は長期使用後には起きない」という断定が妥当かを見ます。
選択肢別の誤答解説
-
1:正しい
登録販売者は、副作用等を知り、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるとき、報告しなければなりません。法律上の報告先は厚生労働大臣で、実務上は医薬品医療機器総合機構に報告書を提出します。 -
2:誤り
一般用医薬品でも毎年多くの副作用が報告されています。市販後も安全性を確保するため、情報の収集が必要です。「報告数が少ないため、収集不要」という考え方は誤りです。 -
3:誤り
薬疹(やくしん)は、限られた医薬品だけで起きるものではありません。それまで薬疹を経験したことがない人にも現れることがあります。 -
4:誤り
薬疹は使用後1~2週間で起きることが多い一方、長期使用後に現れることもあります。「長期使用後には現れない」という断定が誤りです。
よくある誤解
- 「一般用医薬品だから副作用情報の収集は不要」と考えないようにしましょう。一般用医薬品も報告・情報収集の対象です。
- 「薬疹は使用開始から1~2週間以内に限られる」と覚えるのは誤りです。「多い」と「それ以外はない」を混同しないことが大切です。
- 報告先の表現にも注意しましょう。制度上は厚生労働大臣への報告で、実務上の提出先は医薬品医療機器総合機構です。
補足コラム
薬疹では、発疹・発赤だけでなく、眼の充血や口唇・口腔粘膜の異常が現れることもあります。発熱を伴って眼や口腔粘膜に異常が現れる場合は、皮膚粘膜眼症候群(ひふねんまくがんしょうこうぐん)などの重い状態へ進むことがあるため、注意が必要です。
FAQ
Q. 副作用の報告は、登録販売者ならどの事例でも必ず行うのですか?
A. 手引きでは、危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認める場合に報告するものとされています。「どの事例でも必ず」と条件を広げて覚えないようにしましょう。
A. 手引きでは、危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認める場合に報告するものとされています。「どの事例でも必ず」と条件を広げて覚えないようにしましょう。
関連キーワード: 副作用情報の収集、厚生労働大臣への報告、医薬品医療機器総合機構、薬疹

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