戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2024年 北海道・東北 問62


問題文

消化酵素に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

1:マルターゼは、胃で半消化されたタンパク質をさらに細かく消化する。
2:ペプシンは、タンパク質を消化する酵素である。(正解)
3:唾液アミラーゼは、タンパク質をアミノ酸まで分解する。
4:トリプシンは、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する。

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消化酵素の基質と作用【登録販売者解説】

正解の理由

ペプシンはタンパク質を消化し、唾液アミラーゼはデンプンを分解します。
2が正しい記述です。ペプシンは、タンパク質を消化する酵素です。ほかの記述は、酵素と分解する物質の組み合わせが誤っています。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の消化器系に関する項目です。

解法ステップ

  1. まず「タンパク質」「デンプン」「炭水化物」のどれを分解する話かに注目します。
  2. 「ペプシン」と「胃で半消化されたタンパク質」の組み合わせを確認します。ペプシンはタンパク質を消化します。
  3. 「唾液アミラーゼ」と「デンプン」、「マルターゼ」と「炭水化物」の組み合わせを照らし合わせます。
  4. タンパク質を消化する酵素として正しい記述は、2に絞れます。

選択肢別の誤答解説

  • 選択肢1:誤りです。
    × マルターゼが、半消化されたタンパク質を消化する → ○ マルターゼは、炭水化物を単糖類まで分解します。
    半消化されたタンパク質を消化する酵素はペプシンです。「マルターゼ」と「ペプシン」の働きを入れ替えた記述です。
  • 選択肢2:正しい記述です。
    ペプシンはタンパク質を消化する酵素です。胃では、ペプシノーゲンが胃酸によってペプシンになります。
  • 選択肢3:誤りです。
    × 唾液アミラーゼが、タンパク質をアミノ酸まで分解する → ○ 唾液アミラーゼは、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解します。
    タンパク質をアミノ酸まで分解する働きは、唾液アミラーゼのものではありません。
  • 選択肢4:誤りです。
    × トリプシンが、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する → ○ デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解するのは、唾液アミラーゼです。膵液にも、デンプンを分解するアミラーゼが含まれます。

よくある誤解

  • 「消化酵素なら、どれも食べ物を分解する」という混同に注意してください。酵素ごとに分解する物質が異なります。
  • アミラーゼの分解対象をタンパク質と取り違えるひっかけです。唾液アミラーゼはデンプンに働きます。
  • 酵素名と分解する物質を入れ替える書き換えにも注意しましょう。マルターゼとタンパク質、ペプシンと炭水化物のような組み合わせは誤りです。

補足コラム

消化酵素は「どの物質を分解するか」とセットで覚えると、選択肢を見分けやすくなります。
  • ペプシン:タンパク質を消化します。
  • 唾液アミラーゼ:デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解します。
  • マルターゼ:炭水化物を単糖類まで分解します。
  • 膵液アミラーゼ:デンプンを分解します。

FAQ

ペプシンは、最初からペプシンの形で胃から分泌されますか?
胃ではペプシノーゲンが分泌され、胃酸によってペプシンになります。

関連キーワード: 消化酵素、ペプシン、マルターゼ、唾液アミラーゼ、膵液アミラーゼ、トリプシン
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