登録販売者 2026年 奈良・関西広域連合・福井 問02
問題文
医薬品の本質に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 一般用医薬品も医療用医薬品と同様、科学的な根拠に基づく適切な理解や判断によって適正な使用が図られる必要がある。
b 医薬品は、人の生命や健康に密接に関連するものであるため、高い水準で均一な品質が保証されていなければならない。
c 購入者等が、一般用医薬品を適切に選択し、適正に使用するためには、その販売に専門家が関与し、専門用語を分かりやすい表現で伝えるなどの適切な情報提供を行うことが不可欠である。
d 一般用医薬品として販売される製品は、製造物責任法(PL法)の対象外である。
選択肢
1:a:正、b:誤、c:正、d:正
2:a:正、b:正、c:正、d:誤(正解)
3:a:正、b:正、c:誤、d:誤
4:a:誤、b:正、c:誤、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正
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医薬品の本質【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:一般用医薬品も、適正な使用・均一な品質・専門家による情報提供が重要で、PL法の対象外ではありません。
2が正しい組合せです。a・b・cは正しく、dは誤りです。根拠は「試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月一部改訂)」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「医薬品の本質」「医薬品の品質」です。
解法ステップ
- aの「一般用医薬品も」と「適正な使用」に注目します。手引きは、一般用医薬品も科学的な根拠に基づく理解や判断のもとで適正に使用する必要があるとしています。
- bの「高い水準で均一な品質」は、医薬品の品質についての基本事項です。
- cの「専門家が関与」「専門用語を分かりやすく伝える」は、一般用医薬品の適切な選択・使用を支える情報提供の説明です。
- dの「対象外」が誤りです。一般用医薬品も製造物責任法(PL法)の対象となるため、a・b・cが正しく、dが誤りの組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a 正
一般用医薬品も、科学的な根拠に基づいて理解・判断し、適正に使用する必要があります。一般の生活者が自ら選択して使用するからこそ、販売時の専門家による情報提供も大切です。 -
b 正
医薬品は、人の生命や健康に関わるため、高い水準で均一な品質が保証されていなければなりません。成分は高温・多湿・光などで劣化することがあり、品質が保たれないと効き目の低下や、人体に好ましくない作用をもたらす物質の発生につながる場合があります。 -
c 正
添付文書や製品表示を読んでも、購入者が内容を誤解したり、十分に理解できなかったりすることがあります。そのため、販売に専門家が関与し、専門用語を分かりやすく伝えたり、相談に対応したりすることが重要です。 -
d 誤
「一般用医薬品として販売される製品は、PL法の対象外」という部分が誤りです。一般用医薬品も製造物責任法の対象です。「一般用」であることを理由に、製品の対象範囲から除外されるわけではありません。
よくある誤解
-
「一般用医薬品は自分で選ぶものだから、専門家の関与は不要」と考えること
自分で選んで使う医薬品だからこそ、分かりやすい情報提供や相談対応が必要です。 -
「医薬品は品質が決まっているので、保管状況は関係ない」と考えること
高温・多湿・光などで品質が劣化することがあります。均一な品質を保つには、適切な保管も重要です。 -
「一般用医薬品は医療用医薬品より身近なので、PL法の対象外」と考えること
「一般用」という区分と、製造物責任法の対象かどうかは別の論点です。
補足コラム
医薬品の品質を保つには、保管場所の清潔さに加え、高温・多湿・直射日光を避けることが大切です。品質が劣化すると、効き目が低下するだけでなく、人体に好ましくない作用をもたらす物質が生じることもあります。
FAQ
Q. 一般用医薬品は、添付文書を読めば専門家に相談しなくてもよいですか?
A. 添付文書や製品表示だけでは、効能や副作用などを誤解したり、十分に理解できなかったりすることがあります。必要な情報を得て適切に使うために、専門家による情報提供や相談対応が重要です。
A. 添付文書や製品表示だけでは、効能や副作用などを誤解したり、十分に理解できなかったりすることがあります。必要な情報を得て適切に使うために、専門家による情報提供や相談対応が重要です。
Q. 医薬品は、期待される効果だけをもたらすものですか?
A. いいえ。医薬品は人体にとって異物であり、期待される効果だけでなく、好ましくない反応である副作用が生じる場合もあります。
A. いいえ。医薬品は人体にとって異物であり、期待される効果だけでなく、好ましくない反応である副作用が生じる場合もあります。
関連キーワード: 医薬品の本質、適正使用、医薬品の品質、情報提供、製造物責任法、PL法

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