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登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問05


問題文

免疫及びアレルギーに関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 免疫とは、細菌やウイルスなどが人体に取り込まれたとき、人体を防御するために生じる反応である。 b アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得るものである。 c アレルギー症状は、結膜炎症状や鼻炎症状、蕁麻疹や湿疹等の皮膚症状及び血管性浮腫のようなやや広い範囲にわたる腫れ等が生じることが多い。 d アレルギーには体質的・遺伝的な要素があり、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、注意が必要である。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)

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免疫とアレルギー【登録販売者解説】

正解の理由

免疫は体を守る反応、アレルギーは免疫が過敏に反応して起こる症状です。
5は、a〜dのすべてを正しいとする組合せです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の、免疫とアレルギーに関する記述です。

解法ステップ

  1. aは「免疫とは何か」を確認します。人体を防御する反応と説明されていれば正しい記述です。
  2. bの「一般的にあらゆる物質」と、cの「症状が生じることが多い」に注目します。アレルギーの原因や症状を限定しすぎていないかを見ます。
  3. dは、アレルギーに体質的・遺伝的な要素があるという説明です。これらの内容をすべて満たす組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a:正しい
    免疫とは、ウイルスなどが人体に取り込まれたとき、人体を防御するために生じる反応です。設問の「細菌やウイルスなど」「人体を防御するため」という説明は、この内容に合っています。aを誤りとする選択肢4は、ここが違います。
  • b:正しい
    アレルギーは一般的に、あらゆる物質によって起こり得ます。医薬品の薬理作用とは関係なく起こる場合もあります。bを誤りとする選択肢3は、ここが違います。
  • c:正しい
    アレルギー症状には、結膜炎症状、鼻炎症状、蕁麻疹(じんましん)や湿疹などの皮膚症状、血管性浮腫(けっかんせいふしゅ)のような広い範囲の腫れがあります。設問の「生じることが多い」という説明も適切です。cを誤りとする選択肢2は、ここが違います。
  • d:正しい
    アレルギーには体質的・遺伝的な要素があり、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には注意が必要です。dを誤りとする選択肢1は、ここが違います。

よくある誤解

  • 「免疫」と「アレルギー」を同じ意味だと考えないようにしましょう。免疫は体を守る反応で、アレルギーは免疫機構が過敏に反応して起こるものです。
  • 「あらゆる物質によって起こり得る」を、「どんな人にも必ず起こる」と読み替えないようにしましょう。起こり得ることと、必ず起こることは別です。
  • cの「多い」を見落とし、「すべてのアレルギーで必ずこの症状が出る」と解釈しないようにしましょう。

補足コラム

アレルギーの原因物質は、医薬品の有効成分に限りません。薬理作用が基本的にない添加物も、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)となることがあります。また、医薬品は内服薬だけでなく、外用薬でもアレルギーを引き起こすことがあります。

FAQ

血管性浮腫とは、どのような症状ですか?
血管から漏れ出た水分などによって、体の一部が腫れる症状です。アレルギーでは、やや広い範囲にわたる腫れとして現れることがあります。

関連キーワード: 免疫、アレルギー、アレルゲン、アレルギー症状、血管性浮腫、添加物
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