登録販売者 2023年 中国・四国 問48
問題文
毒薬又は劇薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
毒薬又は劇薬を、( a )歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁止されている。
さらに、毒薬又は劇薬を、一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、当該医薬品を譲り受ける者から、品名、数量、( b )、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び( c )が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければならない。
選択肢
1:14、使用者の氏名、職業
2:14、使用者の氏名、年齢
3:14、使用目的、職業(正解)
4:18、使用者の氏名、年齢
5:18、使用目的、職業
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毒薬・劇薬の交付制限と譲渡手続【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:交付できないのは14歳未満の者など、譲渡時の文書には「使用目的」と「職業」を記載します。
空欄は(a)14、(b)使用目的、(c)職業です。この組み合わせに当たるのは3です。第4章「薬事関係法規・制度」の、毒薬又は劇薬の交付制限と譲渡手続に関する規定が根拠です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和5年4月一部改訂)」では、14歳未満の者などへの交付を禁止し、一般の生活者への販売・譲渡では、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名・住所・職業などを記載した文書の交付を受けるとしています。
解法ステップ
- 年齢の空欄を確認します。交付が禁止されるのは「14歳未満」なので、(a)は14です。18歳を入れた選択肢は外れます。
- 譲渡時の文書に記載する内容を見ます。「使用する人の氏名」ではなく「使用目的」です。
- 譲受人の情報として必要なのは、氏名・住所に加えて「職業」です。「年齢」ではありません。
- 3つの空欄がすべて一致する3に絞れます。
選択肢別の誤答解説
- 1: (a)14と(c)職業は合っていますが、(b)が「使用者の氏名」です。必要なのは「使用目的」です。
- 2: (a)14は合っていますが、(b)の「使用者の氏名」と(c)の「年齢」が違います。文書には「使用目的」と譲受人の「職業」を記載します。
- 4: (a)の18は誤りで、交付制限の基準は14歳未満です。また、(b)の「使用者の氏名」と(c)の「年齢」も違います。
- 5: (b)使用目的と(c)職業は合っていますが、(a)の18が違います。交付制限の基準は14歳未満です。
よくある誤解
- 「14歳以上」と「14歳未満」を取り違えないようにします。禁止されるのは、14歳に達していない人などへの交付です。
- 「使用者」と「譲受人」は別の人である場合があります。文書に記載する「使用目的」は、使用者の氏名ではありません。
- 譲受人の氏名・住所に続く項目は「年齢」ではなく「職業」です。選択肢では、この情報を別の項目に入れ替えるひっかけがあります。
補足コラム
毒薬又は劇薬は、ほかの物と区別して貯蔵・陳列します。特に毒薬を貯蔵・陳列する場所には、かぎをかけなければなりません。譲渡手続の文書に必要な項目と、貯蔵・陳列のルールは別の論点として整理しましょう。
FAQ
譲渡手続の文書は、紙でなければいけませんか?
譲受人の承諾を得て、所定の方法で必要事項を電子的に提供することも認められています。
譲受人の承諾を得て、所定の方法で必要事項を電子的に提供することも認められています。
譲受人が誰であっても、必ず文書が必要ですか?
手引きには、薬剤師等に身分を証明する公務所の証明書を提示された場合や、薬剤師等で常時取引関係がある場合など、文書交付の規定を適用しない場合も示されています。
手引きには、薬剤師等に身分を証明する公務所の証明書を提示された場合や、薬剤師等で常時取引関係がある場合など、文書交付の規定を適用しない場合も示されています。
関連キーワード: 毒薬、劇薬、交付制限、譲渡手続、使用目的、職業

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