登録販売者 2023年 中国・四国 問45
問題文
登録販売者に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 登録販売者とは、一般用医薬品の販売又は授与に従事しようとする者がそれに必要な資質を有することを確認するために都道府県知事が行う試験に合格した者をいう。
b 2以上の都道府県の薬局又は店舗において一般用医薬品の販売又は授与に従事しようとする者は、それぞれの薬局又は店舗の所在地の都道府県知事の販売従事登録を受けなければならない。
c 薬局開設者、店舗販売業者又は配置販売業者は、業務に従事する登録販売者に対し、厚生労働大臣に届出を行った者が行う研修を受講させなければならない。
d 登録販売者は、一般用医薬品の販売又は授与に従事しようとしなくなったときは、30日以内に登録販売者名簿の登録の消除を申請しなければならない。
選択肢
1:a:正、b:正、c:誤、d:正
2:a:誤、b:正、c:正、d:誤
3:a:誤、b:誤、c:正、d:正(正解)
4:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
5:a:正、b:誤、c:誤、d:誤
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販売従事登録と研修【登録販売者解説】
正解の理由
試験合格だけでは登録販売者にならず、販売従事登録と研修の要件も確認します。
正しい組合せは3です。各記述は、aが誤り、bが誤り、cが正しく、dが正しい内容です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第4章「薬事関係法規・制度」の登録販売者、販売従事登録および研修に関する項目です。
解法ステップ
- aの「試験に合格した者」だけで登録販売者といえるかを確認します。試験合格のほかに、都道府県知事の登録が必要です。
- bの「それぞれの都道府県知事」という部分に注目します。複数の都道府県で働く場合に、都道府県ごとの登録が必要なのかが判断のポイントです。
- cは「厚生労働大臣に届出を行った者が行う研修」、dは「従事しようとしなくなったとき」「30日以内」を確認します。
- a・bを誤り、c・dを正しいとする組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
a 誤り
×「試験に合格した者」だけで登録販売者とする
○「法第36条の8第2項の登録を受けた者」
○「法第36条の8第2項の登録を受けた者」
試験に合格したことは、登録販売者になるための要件の一つです。一般用医薬品の販売または授与に従事しようとする人は、都道府県知事の登録も受けなければなりません。
aを正しいとしている選択肢1・5は、この点が合いません。
b 誤り
×「それぞれの薬局又は店舗の所在地の都道府県知事」の販売従事登録を受ける
販売従事登録の申請先は、従事する薬局または医薬品販売業の店舗の所在地を管轄する都道府県知事です。ただし、複数の都道府県の薬局や店舗で働く場合に、勤務先ごとに登録を受けるという記述は誤りです。
bを正しいとしている選択肢1・2は、この点が合いません。
c 正しい
薬局開設者、店舗販売業者または配置販売業者は、業務に従事する登録販売者に、厚生労働大臣に届出を行った者が行う研修を受講させなければなりません。
cを誤りとしている選択肢1・4・5は、この点が合いません。
d 正しい
一般用医薬品の販売または授与に従事しようとしなくなった登録販売者は、30日以内に登録販売者名簿の登録の消除を申請しなければなりません。
dを誤りとしている選択肢2は、この点が合いません。
よくある誤解
- 「試験に合格した人」と「登録を受けた人」を同じと考える誤りに注意しましょう。試験合格だけでは足りず、販売従事登録が必要です。
- bは「それぞれ」という言葉がひっかけです。勤務先が複数あることと、勤務先ごとに登録が必要なことは別です。
- dの「30日以内」は、登録事項の変更届にも出てくる期間です。何を申請・届出するのかを区別しましょう。
補足コラム
登録販売者は、登録事項に変更が生じた場合も、30日以内に届け出る必要があります。ただし、勤務をやめる場合は変更届ではなく、登録販売者名簿の登録の消除を申請します。
FAQ
登録販売者試験に合格した都道府県で、必ず販売従事登録をするのですか?
販売従事登録の申請先は、試験を受けた都道府県ではなく、従事する薬局または医薬品販売業の店舗の所在地を管轄する都道府県知事です。
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