登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問114
問題文
一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「喘息を起こしたことがある人」と記載することとされている医薬品を選べ。
選択肢
1:フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬(正解)
2:タンニン酸アルブミンが配合された止瀉薬
3:センノシドが配合された瀉下薬
4:アルジオキサが配合された胃腸薬
5:ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬
🔒 解説は解答すると表示されます
外用鎮痛消炎薬と喘息歴【登録販売者解説】
正解の理由
フェルビナク配合の外用鎮痛消炎薬は、喘息を起こしたことがある人への使用を避ける対象です。
1のフェルビナク配合外用鎮痛消炎薬が該当します。記述の正誤ではなく、選択肢の中から「喘息を起こしたことがある人」と記載する医薬品を選ぶ問題です。
根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第5章「医薬品の適正使用・安全対策」にある使用上の注意です。手引きでは、フェルビナクなどが配合された外用鎮痛消炎薬について、喘息発作を誘発するおそれがあるため、この注意を記載するとしています。
解法ステップ
- 問われているのは、喘息を起こしたことがある人に対する「使用しないこと」の記載です。
- 選択肢から喘息歴に関する記載がある薬効群・成分を探します。
- フェルビナクが外用鎮痛消炎薬に配合されている点を確認し、1を選びます。
選択肢別の誤答解説
- 1 フェルビナクは外用鎮痛消炎薬に配合される成分です。喘息発作を誘発するおそれがあるため、喘息を起こしたことがある人は使用しないこととされています。
- 2 タンニン酸アルブミン配合の止瀉薬(ししゃやく)です。問題となるのは、タンニン酸アルブミンや牛乳によるアレルギー症状の経験であり、喘息歴ではありません。
- 3 センノシド配合の瀉下薬(しゃげやく)です。センノシドは大腸を刺激して排便を促す成分です。手引きでは、妊婦または妊娠していると思われる女性は使用を避けるべきとされていますが、喘息歴の記載対象ではありません。
- 4 アルジオキサ配合の胃腸薬です。アルジオキサはアルミニウムを含む成分で、関連する注意は長期連用などに関するものです。喘息歴を理由とする記載ではありません。
- 5 ピレンゼピン塩酸塩水和物配合の胃腸薬です。胃液の分泌を抑える成分で、使用後は目のかすみなどが生じることがあるため、乗物や機械類の運転操作を避ける注意があります。喘息歴の記載とは別の論点です。
よくある誤解
- **「外用薬なら喘息の注意は関係ない」**と思い込まないようにしましょう。フェルビナク配合の外用薬も、喘息発作を誘発するおそれがある薬として扱われます。
- 成分の注意と薬効群の注意を混同しないことが大切です。タンニン酸アルブミンはアレルギー、センノシドは瀉下作用や妊娠中の使用などが主な確認点です。
- 問題文の「喘息を起こしたことがある人」という対象を、単に「アレルギーがある人」と読み替えないようにしましょう。
補足コラム
手引きでは、インドメタシン、フェルビナク、ケトプロフェン、ピロキシカムが配合された外用鎮痛消炎薬について、喘息を起こしたことがある人への注意が示されています。成分名だけでなく、薬効群とセットで覚えると選択肢を見分けやすくなります。
FAQ
喘息を起こしたことがある人への注意は、フェルビナクだけに限られますか?
いいえ。手引きでは、フェルビナクのほか、インドメタシン、ケトプロフェン、ピロキシカムを含む外用鎮痛消炎薬も挙げられています。
いいえ。手引きでは、フェルビナクのほか、インドメタシン、ケトプロフェン、ピロキシカムを含む外用鎮痛消炎薬も挙げられています。
この問題で「使用しないこと」と「運転操作を避けること」を区別するコツはありますか?
注意の対象となる人・状態を確認します。喘息歴は使用を避ける対象に関する注意で、ピレンゼピン塩酸塩水和物の運転操作の注意は、使用後に起こりうる目のかすみなどに関するものです。
注意の対象となる人・状態を確認します。喘息歴は使用を避ける対象に関する注意で、ピレンゼピン塩酸塩水和物の運転操作の注意は、使用後に起こりうる目のかすみなどに関するものです。
関連キーワード: フェルビナク、外用鎮痛消炎薬、喘息発作、タンニン酸アルブミン、センノシド、アルジオキサ、ピレンゼピン塩酸塩水和物

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
