登録販売者 2026年 北海道・東北 問100
問題文
食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)に基づく栄養機能食品における栄養成分と栄養機能表示との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
栄養成分 栄養機能表示
a ビタミンC ― ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
b ビタミンB6 ― ビタミンB6は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
c 鉄 ― 鉄は、赤血球の形成を助ける栄養素です。鉄は、多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素です。
d マグネシウム ― マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。
選択肢
1:(a、c)
2:(a、d)(正解)
3:(b、c)
4:(b、d)
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栄養機能食品の表示【登録販売者解説】
正解の理由
ビタミンCとマグネシウムの表示は正しく、ビタミンB6と鉄の表示は誤りです。
2の組み合わせは(a、d)です。a・dが正しく、b・cは誤りです。根拠は、試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月一部改訂)の第4章「薬事関係法規・制度」、4-4「栄養機能食品」です。
解法ステップ
- ビタミンCの「皮膚や粘膜の健康維持」「抗酸化作用」が、どちらも表示内容と合っているか確認します。
- ビタミンB6は「炭水化物」ではなく「たんぱく質」からのエネルギー産生を助ける点に注目します。
- 鉄の表示では、「赤血球の形成を助ける」など、銅の表示内容が鉄に置き換わっていないかを見ます。
- マグネシウムの表示が合っていると判断できれば、aとdを含む組み合わせに絞れます。
選択肢別の誤答解説
- a:正しいです。 ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
- b:誤りです。 ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助けます。「炭水化物からのエネルギー産生」はビタミンB1の表示です。
- c:誤りです。 「赤血球の形成を助ける」も「多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける」も、銅の表示内容です。鉄の表示は「赤血球を作るのに必要な栄養素」です。
- d:正しいです。 マグネシウムは、骨や歯の形成に必要です。また、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助け、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。
組み合わせを記述と照らすと、1はcを含み、正しいdを含まないため誤りです。3はb・cを含み、正しいa・dを含まないため誤りです。4はbを含み、正しいaを含まないため誤りです。
よくある誤解
- ビタミンB1とB6の表示を取り違えがちです。「炭水化物からのエネルギー産生」はB1、「たんぱく質からのエネルギー産生」はB6です。
- 鉄と銅の表示は、どちらも赤血球に関係するため混同しやすいです。「赤血球を作るのに必要」は鉄、「赤血球の形成を助ける」は銅と区別します。
- 表示の内容が似ていても、栄養成分名が入れ替わっていれば誤りです。成分名と機能表示をセットで確認しましょう。
補足コラム
食品表示基準に基づく栄養機能食品では、栄養成分ごとに定められた機能表示があります。似た働きの表示でも、成分名との組み合わせが重要です。たとえば、カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、マグネシウムにも骨や歯の形成に関する表示があります。成分ごとの表示を混ぜずに覚えましょう。
FAQ
栄養機能食品の表示は、栄養成分を含んでいれば自由に書けますか?
この問題で扱う機能表示は、栄養成分ごとに定められた表示内容を確認して覚えるのが基本です。
この問題で扱う機能表示は、栄養成分ごとに定められた表示内容を確認して覚えるのが基本です。
ビタミンB1とB6を見分ける一番の手がかりは何ですか?
エネルギー産生に関係する栄養素の違いです。B1は炭水化物、B6はたんぱく質に注目します。
エネルギー産生に関係する栄養素の違いです。B1は炭水化物、B6はたんぱく質に注目します。
関連キーワード: 栄養機能食品、食品表示基準、栄養機能表示、ビタミンB1、ビタミンB6、鉄、銅、マグネシウム

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