戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2023年 北海道・東北 問08


問題文

一般用医薬品の不適正な使用と有害事象に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品は、購入者等の誤解や認識不足のために適正に使用されないことがある。 b みだりに他の医薬品や酒類等と一緒に摂取するといった乱用がなされると、過量摂取による急性中毒等を生じる危険性が高くなる。 c 青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を興味本位で乱用することがある。 d 長期連用により精神的な依存がおこり、使用量が増え、購入するための経済的な負担が大きくなる例も見られる。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
2:a:誤、b:正、c:正、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:正、b:正、c:誤、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:誤

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不適正な使用と薬物乱用【登録販売者解説】

正解の理由

誤解や乱用による不適正な使用は、有害事象につながることがあります。
正しい組み合わせは1です。記述a〜dはすべて正しい内容です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和5年4月一部改訂)』第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「不適正な使用と副作用」です。

解法ステップ

  1. aの「購入者等の誤解や認識不足」は、一般用医薬品が適正に使用されない原因として手引きにある表現です。
  2. bの「他の医薬品や酒類等と一緒に摂取」「過量摂取による急性中毒」は、乱用の危険性を説明する内容です。
  3. cの「青少年」「好奇心」「身近に入手できる薬物」は、手引きに示された乱用の背景と一致します。
  4. dの「精神的な依存」「使用量の増加」「経済的な負担」も、長期連用で見られる例です。したがって、a〜dがすべて正しい組み合わせを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a:正しいです。 一般用医薬品は、購入者等の誤解や認識不足のため、適正に使用されないことがあります。症状に合わない薬を使い続けたり、定められた量を超えて服用したりすることが例です。選択肢2はaを「誤」としているため、ここが違います。
  • b:正しいです。 医薬品をみだりに他の医薬品や酒類等と一緒に摂取する乱用は、過量摂取による急性中毒などの危険性を高めます。乱用を繰り返すことで、慢性的な臓器障害につながるおそれもあります。選択肢3はbを「誤」としているため、ここが違います。
  • c:正しいです。 青少年は薬物乱用の危険性への理解が十分でないことがあり、好奇心から身近な薬物を興味本位で乱用することがあります。選択肢4はcを「誤」としているため、ここが違います。
  • d:正しいです。 長期連用によって精神的な依存が生じ、使用量が増えたり、購入の経済的負担が大きくなったりする例があります。選択肢5はdを「誤」としているため、ここが違います。

よくある誤解

  • 「一般用医薬品なら、乱用しても危険性は低い」と考えるのは誤りです。乱用によって急性中毒や慢性的な臓器障害が生じるおそれがあります。
  • 「青少年の乱用は、違法薬物に限られる」と決めつけないことが大切です。身近な一般用医薬品が乱用されることもあります。
  • dは「長期連用すれば必ず依存が生じる」という意味ではありません。「そのような例も見られる」という記述です。

補足コラム

手引きでは、不適正な使用を大きく分けて、誤解や認識不足による使用と、医薬品を本来の目的以外の意図で使う乱用として説明しています。乱用では、定められた用量を意図的に超えることや、他の医薬品・酒類等と一緒に摂取することが問題になります。

FAQ

「精神的な依存」と「習慣的な使用」は同じですか?
同じではありません。手引きでは、習慣的な使用につながりやすい性質と、依存を形成する性質を区別しています。依存が形成されると、そこから離れることが容易ではないとされています。
乱用による問題は、本人の健康だけに限られますか?
限られません。薬物乱用は、本人の健康を害するだけでなく、社会的な弊害につながるおそれもあります。

関連キーワード: 不適正な使用、薬物乱用、急性中毒、精神的依存、青少年
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