登録販売者 2025年 中国・四国 問79
問題文
高コレステロール改善薬の配合成分とその働きに関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
【配合成分】 【働き】
a ソイステロール ― 腸管におけるコレステロールの吸収抑制
b パンテチン ― コレステロールの生合成抑制
c ガンマ-オリザノール ― コレステロールからの過酸化脂質の生成抑制
d ビタミンB2 ― 血行促進による末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和
選択肢
1:(a、b)
2:(a、c)(正解)
3:(a、d)
4:(b、d)
5:(c、d)
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高コレステロール改善成分の作用【登録販売者解説】
正解の理由
ソイステロール=腸管での吸収抑制、ガンマ-オリザノール=過酸化脂質の生成抑制です。
正しい記述は 2(a、c) です。a・cが正しく、b・dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)」第3章「主な医薬品とその作用」の高コレステロール改善薬に関する項目です。
正しい記述は 2(a、c) です。a・cが正しく、b・dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)」第3章「主な医薬品とその作用」の高コレステロール改善薬に関する項目です。
解法ステップ
- 「ソイステロール」は、成分名と働きの組み合わせを確認します。見るポイントは「腸管でコレステロールの吸収を抑える」という働きです。
- 「生合成抑制」という語句が、どの成分の働きとして示されているかを確認します。成分名を取り違えないようにします。
- 「過酸化脂質の生成抑制」と「末梢血行障害の緩和」を区別します。前者はガンマ-オリザノールに関連する働き、後者はビタミンEの働きです。
- 正しい記述の組を選択肢と照らし合わせます。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しい
ソイステロール(大豆油不けん化物)は、腸管(ちょうかん)でコレステロールが吸収されるのを抑えます。「ソイステロール」と「吸収抑制」の組み合わせを覚えましょう。 -
b 誤り
× パンテチン → ○ リボフラビン(ビタミンB2)
コレステロールの生合成(せいごうせい)抑制は、手引きではリボフラビンの働きとして示されています。成分名と働きの組み合わせが違います。 -
c 正しい
ガンマ-オリザノールは、ビタミンEと同様の作用が期待されて配合されることがあります。ビタミンEは、コレステロールからの過酸化脂質(かさんかししつ)の生成を抑える働きがあり、ガンマ-オリザノールも同様の作用を期待して用いられます。 -
d 誤り
× ビタミンB2 → ○ ビタミンE
末梢(まっしょう)血管の血行を促進し、手足の冷えや痺れなどの緩和を目的として用いられるのはビタミンEです。ビタミンB2と働きを入れ替えた記述です。
選択肢の組み合わせも確認します。
- 選択肢1(a、b):aは正しいものの、誤りのbを含み、正しいcを含みません。
- 選択肢2(a、c):正しいaとcの組み合わせです。
- 選択肢3(a、d):aは正しいものの、誤りのdを含み、正しいcを含みません。
- 選択肢4(b、d):誤りのb・dを含み、正しいa・cを含みません。
- 選択肢5(c、d):cは正しいものの、誤りのdを含み、正しいaを含みません。
よくある誤解
- パンテチンとリボフラビンの混同に注意してください。「高コレステロール改善薬に配合される成分」であっても、すべての成分が同じ働きをするわけではありません。
- ビタミンB2とビタミンEの働きの入れ替えがひっかけです。「生合成抑制」と「末梢血行の促進」を分けて整理しましょう。
- 「ガンマ-オリザノール」と「ビタミンE」は、過酸化脂質の生成抑制に関して関連づけて覚えます。
補足コラム
高コレステロール改善薬では、コレステロールの吸収を抑える成分や、コレステロールの代謝に関わる成分などが用いられます。ソイステロールは「腸管での吸収抑制」、ビタミンEは「過酸化脂質の生成抑制・末梢血行の促進」と、働きのキーワードを分けておくと、似た記述を見分けやすくなります。
FAQ
Q. コレステロールは体にとって不要なものですか?
A. いいえ。コレステロールは細胞の構成成分であり、体に必要な物質です。試験では「コレステロールを減らす働き」だけでなく、体内での役割も区別して覚えましょう。
A. いいえ。コレステロールは細胞の構成成分であり、体に必要な物質です。試験では「コレステロールを減らす働き」だけでなく、体内での役割も区別して覚えましょう。
Q. 高コレステロール改善薬だけで生活習慣の対策が完了しますか?
A. 手引きでは、食生活の見直しや適度な運動などの生活習慣改善が重要であり、薬の使用はその補助的な位置づけとされています。
A. 手引きでは、食生活の見直しや適度な運動などの生活習慣改善が重要であり、薬の使用はその補助的な位置づけとされています。
関連キーワード: 高コレステロール改善薬、ソイステロール、パンテチン、リボフラビン、ビタミンE、ガンマ-オリザノール

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