戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2023年 中国・四国 問27


問題文

鼻及び耳に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 鼻腔上部の粘膜にある特殊な神経細胞(嗅細胞)を、においの元となる物質の分子(におい分子)が刺激すると、その刺激が脳の嗅覚中枢へ伝えられる。 b 副鼻腔は、薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔によって左右に仕切られている。 c 小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。 d 蝸牛の内部では、互いに連結した微細な3つの耳小骨が鼓膜の振動を増幅して、内耳へ伝導する。

選択肢

1:(a、b)
2:(a、c)(正解)
3:(a、d)
4:(b、c)
5:(b、d)

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鼻と耳の構造【登録販売者解説】

正解の理由

嗅細胞は鼻腔上部にあり、耳小骨は鼓室にあります。
正しいのは a・c なので、組合せは 2 です。手引き第2章「人体の働きと医薬品」の鼻と耳の構造に関する記述が根拠です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」では、鼻腔を仕切る構造と、耳の各部位の位置関係が説明されています。

解法ステップ

  1. a は「鼻腔上部」「嗅細胞」「嗅覚中枢」という、においを感じる経路を表す語句に注目します。
  2. b は「副鼻腔」が鼻中隔で左右に仕切られるとしている点を確認します。
  3. c は子どもの「耳管」の形と、感染の起こりやすさを確認します。
  4. d は「蝸牛の内部」と「耳小骨」の位置関係に注目します。耳小骨がある場所を取り違えていないかが判断のポイントです。

選択肢別の誤答解説

  • a 正しい
    鼻腔(びくう)上部の粘膜にある嗅細胞(きゅうさいぼう)が、におい分子に刺激されます。その刺激は脳の嗅覚中枢(きゅうかくちゅうすう)へ伝えられます。
  • b 誤り
    × 副鼻腔 → ○ 鼻腔
    鼻中隔(びちゅうかく)は、薄い板状の軟骨と骨でできており、鼻腔を左右に仕切っています。副鼻腔は鼻の周囲の骨の中にある空洞で、鼻腔とは別の構造です。
  • c 正しい
    小さな子どもでは耳管(じかん)が太く短く、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が入り込み、感染が起こりやすいとされています。
  • d 誤り
    × 蝸牛の内部 → ○ 鼓室の内部
    耳小骨(じしょうこつ)は鼓室(こしつ)にあります。鼓膜の振動を増幅して内耳へ伝えます。蝸牛(かぎゅう)は内耳にある器官で、内部はリンパ液で満たされています。
組合せで見ると、選択肢1(a・b)は b を含み、c を含まないため誤りです。選択肢3(a・d)は d を含み、c を含まないため誤りです。選択肢4(b・c)は b を含み、a を含まないため誤りです。選択肢5(b・d)は b・d を含み、a・c を含まないため誤りです。

よくある誤解

  • 「鼻腔」と「副鼻腔」を同じものと考える誤りに注意しましょう。左右に仕切られているのは鼻腔です。
  • 耳小骨が内耳にあると思い込むのも、よくある取り違えです。耳小骨は鼓室にあり、内耳へ振動を伝えます。
  • d のように、耳の正しい説明に「蝸牛の内部」と場所だけを入れ替える書き換えに注意しましょう。

補足コラム

音の振動は、外耳道を通って鼓膜に届きます。鼓膜の振動は、鼓室にある耳小骨で増幅され、内耳へ伝わります。**「鼓膜 → 耳小骨 → 内耳」**の順に覚えると、耳の構造を整理しやすくなります。

FAQ

副鼻腔は鼻腔とつながっていますか?
はい。副鼻腔は鼻腔と細い管でつながっています。鼻腔そのものとは別の空洞です。

関連キーワード: 嗅細胞、鼻中隔、副鼻腔、耳管、鼓室、耳小骨、蝸牛
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