登録販売者 2024年 奈良・関西広域連合・福井 問102
問題文
一般用医薬品(一般用検査薬を含む。)の添付文書等の「してはいけないこと」の項に記載される事項に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 一般用検査薬(一般用黄体形成ホルモンキットを除く。)では、その検査結果のみで確定診断はできないので、判定が陽性であれば速やかに医師の診断を受ける旨が記載されている。
b 体に吸収されると一部が乳汁中に移行して、乳児に悪影響を及ぼすおそれがあることが知られている成分が配合されている場合、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」と記載されている。
c 摂取されたアルコールによって、医薬品の作用が増強し、副作用を生じる危険性の増大等が予測される場合、「服用前後は飲酒しないこと」と記載されている。
d 連用すると効果が減弱して医薬品に頼りがちになりやすい成分が配合されている場合、「長期連用しないこと」「症状があるときのみの使用にとどめ、連用しないこと」等と記載されている。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
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してはいけないことの記載【登録販売者解説】
正解の理由
一般用検査薬の陽性判定、授乳中の使用、飲酒、連用に関する記載はいずれも「してはいけないこと」に当たります。
正しい組合せは5で、a・b・c・dはいずれも正しい記述です。根拠は、手引きの第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「してはいけないこと」の記載です。『試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)』では、一般用検査薬の判定後の対応や、授乳・飲酒・連用に関する注意が説明されています。
正しい組合せは5で、a・b・c・dはいずれも正しい記述です。根拠は、手引きの第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「してはいけないこと」の記載です。『試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)』では、一般用検査薬の判定後の対応や、授乳・飲酒・連用に関する注意が説明されています。
解法ステップ
- aは「一般用黄体形成ホルモンキットを除く」という例外と、「陽性なら医師の診断」という組合せを確認します。
- bは、成分が乳汁中に移行するだけでなく、乳児への悪影響のおそれが知られている場合の記載かを見ます。
- cは、アルコールによって医薬品の作用や副作用の危険性が増す場合の注意を確認します。
- dは、「効果が減弱」「医薬品に頼りがち」という連用の問題と、連用を避ける記載が対応しているかを確認します。
選択肢別の誤答解説
- a 正しいです。 一般用検査薬は、その検査結果だけで確定診断はできません。一般用黄体形成ホルモンキットを除き、判定が陽性であれば速やかに医師の診断を受ける旨が記載されます。
- b 正しいです。 成分の一部が乳汁中に移行し、乳児に悪影響を及ぼすおそれがあることが知られている場合、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」と記載されます。
- c 正しいです。 アルコールによって医薬品の作用が強まったり、副作用の危険性が高まったりすると予測される場合、「服用前後は飲酒しないこと」と記載されます。
- d 正しいです。 連用により効果が弱まり、医薬品に頼りがちになるおそれがある成分などでは、「長期連用しないこと」「症状があるときのみの使用にとどめ、連用しないこと」などと記載されます。
組合せでは、選択肢1はdを誤り、選択肢2はcを誤り、選択肢3はbを誤り、選択肢4はaを誤りとしています。いずれも正しい正誤と異なるため、正しい組合せは5です。
よくある誤解
- 「検査結果だけで確定診断できる」と考える誤りです。 検査薬は健康状態を把握し、受診につなげるためのものです。陽性判定だけで確定診断はできません。
- 「乳汁中に移行する成分は、すべて『してはいけないこと』に記載される」と考える誤りです。 乳汁中に移行しても、ここで示された強い注意の記載には至らない場合は、「相談すること」に記載されることがあります。
- 「連用の注意は、効果が弱まる成分だけに限られる」と考える誤りです。 副作用が現れやすくなる成分や、比較的作用の強い成分なども、連用を避ける注意の対象です。
補足コラム
授乳中の注意は、記載される項目の違いに注意しましょう。乳児への悪影響のおそれが知られている成分が配合されている場合は、「してはいけないこと」に記載されます。一方、成分の一部が乳汁中に移行することは知られていても、その記載に当たるほどではない場合は、「相談すること」に記載されます。
FAQ
Q. 一般用検査薬で陰性なら、受診の必要はありませんか?
A. 陰性でも何らかの症状がある場合は、再検査または医師への相談が必要になることがあります。陰性判定だけで、症状の原因がないと決めつけないことが大切です。
A. 陰性でも何らかの症状がある場合は、再検査または医師への相談が必要になることがあります。陰性判定だけで、症状の原因がないと決めつけないことが大切です。
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