戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2024年 北海道・東北 問79


問題文

呼吸器系に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものである。 b 間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別がつきやすく、鑑別が容易である。 c 喘息の場合、原因となる医薬品(アスピリン等)の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴及び呼吸困難を生じる。 d 喘息の場合、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解する。

選択肢

1:a:正、b:誤、c:正、d:正(正解)
2:a:誤、b:正、c:正、d:誤
3:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
4:a:正、b:正、c:誤、d:誤
5:a:正、b:誤、c:正、d:誤

🔒 解説は解答すると表示されます

呼吸器系の副作用【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:間質性肺炎は肺の間質の炎症で、喘息は原因薬の使用後に短時間で症状が現れます。
1が正解です。aは正、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の「呼吸器系に現れる副作用」です。

解法ステップ

  1. aでは「肺胞と毛細血管を取り囲んで支持する組織が炎症を起こす」という定義を確認します。
  2. bでは「区別がつきやすい」「鑑別が容易」という表現に注目します。手引きの説明と反対になっていないかを見ます。
  3. cでは「使用後1時間以内」と「鼻水・鼻づまりの後に咳、喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難」という順序を確認します。
  4. dでは「合併症がない場合」と「原因成分が体内から消失した後」の条件を確認し、残った選択肢を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a:正
    間質性肺炎(かんしつせいはいえん)は、肺胞(はいほう)と毛細血管(もうさいけっかん)を取り囲んで支える組織である「間質」に炎症が起きた状態です。記述はこの定義に合っています。
  • b:誤
    ×「区別がつきやすく、鑑別が容易」→ ○「かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともある」
    初期症状がかぜなどと似ているため、鑑別には細心の注意が払われます。「容易」と反対の意味に書き換えられています。
  • c:正
    アスピリンなどを含む医薬品の使用後、短時間(1時間以内)に鼻水・鼻づまりが現れ、その後に咳、喘鳴、呼吸困難が生じるという説明は正しいです。喘鳴とは、息をするときに喉がゼーゼー、ヒューヒュー鳴ることです。
  • d:正
    合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば、症状は寛解(かんかい:症状がやわらぐこと)します。記述は手引きの説明と一致しています。
組合せを照合すると、2はa・b・d、3はa・c、4はb・c・d、5はdの正誤が正しい組合せと異なります。

よくある誤解

  • 間質性肺炎の症状はかぜと区別しやすい、と考えてしまうことがあります。実際には、区別が難しい場合があります。
  • 喘息の症状について、鼻の症状と呼吸器の症状の順序を入れ替えるひっかけに注意しましょう。
  • dの「合併症を起こさない限り」という条件を読み落とし、「原因成分が消えれば必ず寛解する」と言い換えないようにします。

補足コラム

間質性肺炎は、一般に医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多く、息切れや空咳(痰の出ない咳)などが現れます。一方、ここで扱う喘息は、原因となる医薬品の使用後、短時間で鼻の症状から呼吸器の症状へ進む点が見分ける手がかりです。

FAQ

間質性肺炎では、必ず発熱しますか?
必ずしも発熱を伴うわけではありません。発熱の有無だけで判断しないことが大切です。

関連キーワード: 間質性肺炎、喘息、喘鳴、呼吸困難、寛解
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について