登録販売者 2024年 中国・四国 問07
問題文
医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品を使用する人が副作用を初期段階で認識することにより、副作用の種類に応じて速やかに適切に処置し、又は対応し、重篤化の回避が図られることが重要となる。
b 一般の生活者が医療用医薬品の使用を自己判断で中止すると、副作用による不都合よりも重大な治療上の問題を生じることがあるため、診療を行った医師(又は歯科医師)、調剤した薬剤師に確認する必要がある。
c 副作用は容易に異変を自覚できるものばかりであり、血液や内臓機能への影響等は直ちに明確な自覚症状として現れる。
選択肢
1:a:正、b:正、c:誤(正解)
2:a:正、b:誤、c:正
3:a:誤、b:正、c:正
4:a:誤、b:誤、c:正
5:a:正、b:誤、c:誤
🔒 解説は解答すると表示されます
副作用の初期認識と対応【登録販売者解説】
正解の理由
副作用は初期に気づいて対応することが大切ですが、血液や内臓機能への影響は自覚症状に現れないこともあります。
1は、a・bが正しく、cが誤りの組合せです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「副作用」および「不適正な使用と副作用」です。
解法ステップ
- aの「初期段階で認識」「重篤化の回避」は、副作用への対応として手引きに示されている内容と照らします。
- bは「医療用医薬品」と「自己判断で使用を中止」に注目します。一般用医薬品の場合と同じ対応とは限らない点が判断のポイントです。
- cの「容易に異変を自覚できるものばかり」「直ちに明確な自覚症状」に注目します。副作用をすべて自覚できるとする断定は適切かを確認します。
- a・b・cの判定と一致する組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
- a 正しい記述です。 副作用に早い段階で気づくことで、その種類に応じて処置や対応を行い、重篤化(じゅうとくか)を避けることが重要です。
- b 正しい記述です。 医療機関で交付された医療用医薬品は、自己判断で中止すると、副作用による不都合より重大な治療上の問題が生じることがあります。処方した医師・歯科医師、または調剤した薬剤師に確認する必要があります。
- c 誤った記述です。
×「副作用は容易に異変を自覚できるものばかり」「血液や内臓機能への影響等は直ちに明確な自覚症状として現れる」
→ ○「副作用は容易に異変を自覚できるものばかりではなく、明確な自覚症状として現れないこともある」
血液や内臓機能への影響などは、本人が異変を感じにくい場合があります。
選択肢の組合せも、記述ごとの正誤と照らして確認します。
- 選択肢2は、a正・b誤・c正です。bとcが、正しい判定(b正・c誤)と異なります。
- 選択肢3は、a誤・b正・c正です。aとcが、正しい判定(a正・c誤)と異なります。
- 選択肢4は、a誤・b誤・c正です。a・b・cのすべてが、正しい判定と異なります。
- 選択肢5は、a正・b誤・c誤です。bが、正しい判定(b正)と異なります。
よくある誤解
- 「副作用は本人が気づくもの」と思い込みやすいですが、自覚症状に現れない影響もあります。
- 一般用医薬品と医療用医薬品を同じように扱い、どちらも自己判断で中止すると考えないようにしましょう。
- 「ばかり」「直ちに」のような断定語は、例外がある内容を言い切っていないか確認しましょう。
補足コラム
一般用医薬品は、重大な副作用を避けることが優先され、兆候が現れた場合は基本的に使用を中止し、必要に応じて医師や薬剤師などに相談します。一方、医療用医薬品は自己判断で中止せず、処方した医師・歯科医師や調剤した薬剤師に確認します。**「一般用は兆候があれば基本的に中止」「医療用は自己判断で中止せず確認」**と区別しましょう。
FAQ
自覚症状がなくても、副作用への注意が必要ですか?
はい。自覚症状だけでは気づけない影響もあります。継続して使用する場合には、異常を感じなくても医療機関の受診を促すことが重要とされています。
はい。自覚症状だけでは気づけない影響もあります。継続して使用する場合には、異常を感じなくても医療機関の受診を促すことが重要とされています。
関連キーワード: 副作用、初期症状、重篤化、医療用医薬品、自己判断による中止

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
