登録販売者 2023年 中国・四国 問116
問題文
以下の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書の使用上の注意において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「出産予定日12週以内の妊婦」と記載することとされている成分はどれか。
選択肢
1:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
2:ブロモバレリル尿素
3:ロペラミド塩酸塩
4:次硝酸ビスマス
5:アスピリンアルミニウム(正解)
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アスピリンアルミニウムの妊婦注意【登録販売者解説】
正解の理由
アスピリンアルミニウムは、出産予定日まで12週間以内の妊婦には使用を避ける成分です。
したがって、該当するのは5のアスピリンアルミニウムです。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」では、アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)について、胎児や出産時の母体への影響を考慮し、出産予定日12週間以内の使用を避けるとされています。
解法ステップ
- 「妊婦」だけでなく、「出産予定日12週以内」という具体的な条件に注目します。
- 選択肢の中から、この妊婦への注意が示されている成分を探します。
- アスピリンアルミニウムはアスピリンを含む成分なので、条件に当てはまります。
選択肢別の誤答解説
-
1 デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
咳を抑える鎮咳成分です。手引きでは、成分によるアレルギー症状の既往歴に関する注意にも挙げられていますが、「出産予定日12週以内の妊婦」の注意に該当する成分ではありません。 -
2 ブロモバレリル尿素
催眠鎮静薬に用いられる成分です。妊婦に関する注意のうち、出産予定日12週以内という条件で示されている成分ではありません。 -
3 ロペラミド塩酸塩
止瀉薬に用いられる成分です。出産予定日12週以内の妊婦に使用しないこととされる成分ではありません。 -
4 次硝酸ビスマス
ビスマスを含む成分です。手引きでは、胃・十二指腸潰瘍のある人について、ビスマスの吸収が高まり精神神経障害などが現れるおそれがあるとされています。今回問われている妊婦への注意とは別の内容です。 -
5 アスピリンアルミニウム
アスピリンを含む解熱鎮痛成分です。出産予定日12週間以内の使用を避ける注意があるため、問題の条件に当てはまります。
よくある誤解
- 「妊娠12週以内」と読み違えないようにしましょう。条件は、出産予定日まで12週間以内です。
- アスピリンアルミニウムは、手引きでも「アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)」とされ、アスピリンと同じく出産予定日12週以内の妊婦は使用しないこととされています。
- 「妊婦に関する注意」とだけ覚えるのではなく、対象となる時期までセットで覚えましょう。
補足コラム
アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)は、15歳未満の小児にも使用してはならないとされています。妊婦への「出産予定日12週間以内」という注意とは、対象者も条件も異なります。
FAQ
Q. 「12週間以内」は、出産予定日より後の期間ですか?
いいえ。出産予定日までの12週間以内を指します。
いいえ。出産予定日までの12週間以内を指します。
Q. アスピリンとアスピリンアルミニウムは、注意の対象として別々に覚える必要がありますか?
出産予定日12週間以内の注意では、手引きに「アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)」と示されています。両方をまとめて覚えましょう。
出産予定日12週間以内の注意では、手引きに「アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)」と示されています。両方をまとめて覚えましょう。
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