登録販売者 2023年 北海道・東北 問91
問題文
次の記述は、医薬品のリスク区分に応じた情報提供に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 第一類医薬品を販売するときは、登録販売者はあらかじめ、使用しようとする者の年齢、他の薬剤又は医薬品の使用の状況、性別等を確認しなければならない。
b 第一類医薬品を使用しようとする者が、薬剤服用歴その他の情報を一元的かつ経時的に管理できる手帳を所持しない場合は、その所持を勧奨しなければならない。
c 指定第二類医薬品は、薬剤師又は登録販売者による積極的な情報提供の機会がより確保されるよう、陳列方法を工夫する等の対応が求められる。
d 店舗販売業者が、第三類医薬品を販売又は授与する場合には、薬剤師又は登録販売者に必要な情報提供をさせることが望ましい。
選択肢
1:(a、b)
2:(a、c)
3:(b、d)
4:(c、d)(正解)
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リスク区分別の情報提供【登録販売者解説】
正解の理由
第一類は薬剤師が情報提供し、指定第二類は陳列を工夫、第三類は情報提供が望ましいです。
正しい組合せは4(c、d)です。a・bは誤り、c・dは正しい記述です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第4章「薬事関係法規・制度」の、医薬品のリスク区分に応じた情報提供の項目です。
解法ステップ
- aの「登録販売者」と、第一類医薬品を販売するときに情報提供を行う人が一致しているか確認します。
- bの「第一類医薬品」と「手帳を持たない場合は所持を勧奨」という組合せが、手引きの対象と一致するか確認します。
- cの「指定第二類医薬品」と「陳列方法の工夫」、dの「第三類医薬品」と「情報提供が望ましい」は、手引きの説明に合います。
- a・bを含む選択肢1、aを含む選択肢2、bを含む選択肢3を外すと、c・dの組である4が残ります。
選択肢別の誤答解説
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a × 第一類医薬品の情報提供を行う者「登録販売者」→「薬剤師」第一類医薬品を販売する際、必要な情報提供を行うのは薬剤師です。使用しようとする人の年齢や、他の薬剤・医薬品の使用状況などをあらかじめ確認するのも、薬剤師です。
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b × 第一類医薬品を使用する人が手帳を持たない場合に、所持を勧奨しなければならない、という説明手引きで、手帳を持たない場合の所持の勧奨が示されているのは、要指導医薬品についてです。第一類医薬品については、手帳を持っている場合に、必要に応じて活用した情報提供を行うことが重要とされています。
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c正しい記述です。指定第二類医薬品は、薬剤師または登録販売者による積極的な情報提供の機会を確保できるよう、陳列方法を工夫するなどの対応が求められます。
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d正しい記述です。第三類医薬品を販売・授与する場合は、薬剤師または登録販売者に必要な情報提供をさせることが望ましいとされています。
よくある誤解
- 第一類医薬品の確認事項に「年齢」や「他の薬の使用状況」が出てくるため、担当者も登録販売者だと思い込むことがあります。確認する事項だけでなく、誰が確認するかも押さえましょう。
- 「手帳の所持を勧奨する」という文を、すべてのリスク区分に当てはめてしまうのは誤りです。対象となる医薬品の区分を確認してください。
- 「望ましい」と「しなければならない」は同じではありません。情報提供の義務や努力義務、望ましい対応を混同しないようにしましょう。
補足コラム
指定第二類医薬品では、陳列方法の工夫に加えて、購入しようとする人などが禁忌事項を確認し、使用について薬剤師または登録販売者に相談することを勧める旨を認識できるよう、必要な措置を講じることも求められます。
FAQ
第一類医薬品を販売できるのは誰ですか?
第一類医薬品は薬剤師が販売します。第二類・第三類医薬品は、薬剤師または登録販売者が販売できます。
第一類医薬品は薬剤師が販売します。第二類・第三類医薬品は、薬剤師または登録販売者が販売できます。
指定第二類医薬品は、すべての第二類医薬品と同じ扱いですか?
指定第二類医薬品は第二類医薬品の一部です。特定の使用者や相互作用に関する注意があり、陳列方法の工夫など、積極的な情報提供の機会を確保する対応が求められます。
指定第二類医薬品は第二類医薬品の一部です。特定の使用者や相互作用に関する注意があり、陳列方法の工夫など、積極的な情報提供の機会を確保する対応が求められます。
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