登録販売者 2022年 北海道・東北 問13
問題文
適切な医薬品選択と受診勧奨に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
1:一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等に対して常に科学的な根拠に基づいた正確な情報提供を行い、セルフメディケーションを適切に支援していくことが期待されている。
2:軽度の症状について一般用医薬品を使用して対処した場合であっても、一定期間若しくは一定回数使用しても症状の改善がみられない又は悪化したときには、医療機関を受診して医師の診療を受ける必要がある。
3:乳幼児や妊婦では、通常の成人の場合に比べ、一般用医薬品で対処可能な範囲は限られる。
4:一般用医薬品には、使用してもドーピングに該当する成分を含んだものはない。(正解)
🔒 解説は解答すると表示されます
一般用医薬品の選択と受診勧奨【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:一般用医薬品にも、使用すればドーピングに該当する成分を含むものがあります。
誤っているのは4です。各記述は、1正しい、2正しい、3正しい、4誤りです。
根拠は、試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「適切な医薬品選択と受診勧奨」です。一般用医薬品の中にも、使用すればドーピングに該当する成分を含むものがあるため、「含んだものはない」とする4は誤りです。
解法ステップ
- 1の「科学的な根拠に基づいた正確な情報提供」は、専門家に期待される役割と一致しています。
- 2の「改善がみられない又は悪化したとき」は、受診勧奨につながる条件として確認します。
- 3の「乳幼児や妊婦では、対処可能な範囲が限られる」も、手引きの記述どおりです。
- 4の「ドーピングに該当する成分を含んだものはない」という断定が、手引きの記述と反対です。
選択肢別の誤答解説
- 1 正しい記述です。販売等に従事する専門家には、購入者等へ科学的根拠に基づく正確な情報を伝え、セルフメディケーションを適切に支援することが期待されています。
- 2 正しい記述です。一定期間または一定回数使用しても症状が改善しない、あるいは悪化した場合は、医療機関を受診して医師の診療を受ける必要があります。
- 3 正しい記述です。一般用医薬品で対処できる範囲は、使用する人によって異なります。乳幼児や妊婦では、通常の成人よりもその範囲が限られます。
- 4 誤りです。一般用医薬品にも、使用すればドーピングに該当する成分を含むものがあります。スポーツ競技者から相談があった場合は、専門知識を有する薬剤師などへの確認が必要です。
よくある誤解
- 「一般用医薬品なら、ドーピングに関係する成分は含まれない」と考えてしまう誤りです。一般用医薬品であっても、成分の確認が必要です。
- 「ない」と言い切る断定表現に注意しましょう。手引きには「該当する成分を含んだものがある」と記載されています。
- 「症状が軽ければ、改善しなくても一般用医薬品を使い続けてよい」と考えるのも誤りです。一定期間または一定回数使用しても改善しない、または悪化した場合は受診が必要です。
補足コラム
セルフメディケーションの支援は、医薬品を販売することだけではありません。状況によっては、医療機関の受診を勧めたり、医薬品を使わない対処を勧めたりすることも、専門家に求められる対応です。
FAQ
Q. 症状が改善しない場合の「一定期間」や「一定回数」に、共通の日数・回数はありますか?
A. この論点では、一律の日数や回数は示されていません。一定期間または一定回数使用しても症状が改善しない場合や、悪化した場合は、受診が必要となることを押さえましょう。
A. この論点では、一律の日数や回数は示されていません。一定期間または一定回数使用しても症状が改善しない場合や、悪化した場合は、受診が必要となることを押さえましょう。
関連キーワード: セルフメディケーション、受診勧奨、ドーピング、一般用医薬品、医薬品選択

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
