登録販売者 2022年 中国・四国 問78
問題文
強心薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
強心薬は、疲労やストレス等による( a )の心臓の働きの乱れについて、心臓の働きを整えて、動悸や息切れ等の症状の改善を目的とする医薬品である。心筋に作用して、その収縮力を高めるとされる代表的な成分として( b )があり、一般用医薬品では、1日用量が( c )以下となるように用法・用量が定められている。
選択肢
1:軽度、センソ、5μg
2:軽度、リュウノウ、5μg
3:重度、センソ、5μg
4:重度、リュウノウ、5mg
5:軽度、センソ、5mg(正解)
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強心薬の働きとセンソの用量【登録販売者解説】
正解の理由
強心薬は「軽度の心臓の働きの乱れ」に用いられ、代表的な強心成分はセンソ、1日用量は5mg以下です。
正しい組合せは5です。aは「軽度」、bは「センソ」、cは「5mg」です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)』第3章「主な医薬品とその作用」の「強心薬」です。
解法ステップ
- aは、強心薬が対象とする心臓の働きの乱れの程度を確認します。「重度」ではなく「軽度」です。
- bは、心筋(しんきん:心臓を動かす筋肉)に作用し、収縮力を高める代表的な成分を確認します。該当するのはセンソです。
- cはセンソの1日用量を確認します。「5mg以下」であり、μgではありません。
- 3つの語句が「軽度・センソ・5mg」とそろう組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
- 選択肢1:「軽度・センソ」は合っていますが、cが「5μg」となっています。センソの1日用量は5mg以下です。
- 選択肢2:aの「軽度」は合っていますが、bの「リュウノウ」とcの「5μg」が違います。強心作用を期待する代表的な成分はセンソで、1日用量は5mg以下です。
- 選択肢3:bの「センソ」は合っていますが、aの「重度」とcの「5μg」が違います。強心薬の対象は軽度の心臓の働きの乱れで、センソの1日用量は5mg以下です。
- 選択肢4:cの「5mg」は合っていますが、aの「重度」とbの「リュウノウ」が違います。aは「軽度」、bは「センソ」です。
よくある誤解
- 「軽度」を「重度」に置き換える:強心薬の説明では、重い心臓の不調ではなく、疲労やストレス等による軽度の働きの乱れがポイントです。
- センソとリュウノウを取り違える:センソは心筋の収縮力を高める強心成分です。リュウノウは中枢神経系を刺激する「気つけ」の効果を期待して用いられます。
- mgとμgを混同する:センソの1日用量は「5mg以下」です。数字が同じでも単位が違えば、用量は同じではありません。
補足コラム
センソは微量で強い強心作用を示す生薬です。手引きでは、1日用量中のセンソが5mgを超える医薬品は劇薬に指定されているとされています。一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められています。
FAQ
センソを含む医薬品で、通常の用量でも副作用はありますか?
あります。手引きでは、通常用量でも悪心(おしん:吐きけ)や嘔吐が現れることがあるとされています。
あります。手引きでは、通常用量でも悪心(おしん:吐きけ)や嘔吐が現れることがあるとされています。
リュウノウは、強心成分として使われるのですか?
手引きでは、リュウノウは中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる成分として説明されています。
手引きでは、リュウノウは中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる成分として説明されています。
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