登録販売者 2024年 奈良・関西広域連合・福井 問62
問題文
咽頭、喉頭及び食道に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。
a 咽頭は鼻腔と口腔につながっており、消化管と気道の両方に属する。
b 喉頭は、咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官で、軟骨の突起した部分(喉頭隆起)がいわゆる「のどぼとけ」である。
c 食道は直径1~2cmの管状の器官で、消化液を分泌する。
d 嚥下の際には、喉頭の入り口にある喉頭蓋が反射的に開くことにより、飲食物が食道へと送られる。
選択肢
1:(a、b)(正解)
2:(a、c)
3:(b、c)
4:(b、d)
5:(c、d)
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咽頭・喉頭・食道の構造【登録販売者解説】
正解の理由
咽頭は消化管と気道の両方に属し、嚥下時には喉頭蓋が閉じて飲食物を食道へ送ります。
正しい記述は a・b なので、組合せは 1 です。a・b は正しく、c・d は誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)」第2章「人体の働きと医薬品」の「咽頭、食道」「喉頭、気管、気管支」です。
正しい記述は a・b なので、組合せは 1 です。a・b は正しく、c・d は誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)」第2章「人体の働きと医薬品」の「咽頭、食道」「喉頭、気管、気管支」です。
解法ステップ
- a の「消化管と気道の両方に属する」が、咽頭の特徴と合っているか確認します。
- b の「喉頭隆起」が「のどぼとけ」を指すと覚えておきます。
- c は「消化液を分泌する」に注目します。食道には消化液の分泌腺がありません。
- d は「喉頭蓋が開く」に注目します。嚥下時は喉頭蓋が閉じます。a・b の組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a:正しい
咽頭は鼻腔や口腔につながり、食物の通り道である消化管と、空気の通り道である気道の両方に属します。 -
b:正しい
喉頭は咽頭と気管の間にある、軟骨に囲まれた円筒状の器官です。軟骨の突起した部分である喉頭隆起(こうとうりゅうき)が、いわゆる「のどぼとけ」です。 -
c:誤り
×「消化液を分泌する」→ ○「消化液の分泌腺はない」
食道は直径1~2cmの管状の器官ですが、消化液の分泌腺はありません。飲食物は食道の運動によって胃へ送られます。 -
d:誤り
×「喉頭蓋が反射的に開く」→ ○「喉頭蓋が反射的に閉じる」
嚥下(えんげ)の際、喉頭の入り口にある喉頭蓋(こうとうがい)が閉じることで、飲食物が喉頭や気管に入らず、食道へ送られます。
よくある誤解
- 「食道は消化管だから、消化液を分泌する」と考えないようにしましょう。食道は飲食物を胃へ運ぶ器官で、消化液の分泌腺はありません。
- 喉頭蓋は、飲食物を食道へ通すために「開く」のではなく、気道へ入らないように「閉じる」と覚えます。
補足コラム
咽頭は、消化管と呼吸器の通り道が交わる場所です。これに対し、喉頭から肺へ向かう気道は気管、さらに肺の中で枝分かれする部分は気管支です。
喉頭には発声器としての役割もあり、呼気で声帯を振動させて声を出します。
喉頭には発声器としての役割もあり、呼気で声帯を振動させて声を出します。
FAQ
食道の中の飲食物は、重力で胃まで落ちていくのですか?
いいえ。手引きでは、飲食物は重力によって落ち込むのではなく、食道の運動によって胃へ送られるとされています。
いいえ。手引きでは、飲食物は重力によって落ち込むのではなく、食道の運動によって胃へ送られるとされています。
関連キーワード: 咽頭、喉頭、喉頭蓋、食道、嚥下、消化管、気道

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