登録販売者 2023年 中国・四国 問53
問題文
濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品として、誤っているものはどれか。
選択肢
1:ジフェンヒドラミン(正解)
2:プソイドエフェドリン
3:ブロモバレリル尿素
4:ジヒドロコデイン
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濫用等のおそれのある医薬品【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:指定成分はエフェドリン類、コデイン類、ブロモバレリル尿素などで、ジフェンヒドラミンは含まれません。
誤っているものは1です。ジフェンヒドラミンは抗ヒスタミン成分で、眠気などに関する注意が必要ですが、濫用等のおそれのあるものとして指定された成分の一覧には含まれていません。
一方、プソイドエフェドリン、ブロモバレリル尿素、ジヒドロコデインは指定成分です。ただし、ジヒドロコデインは一般用医薬品では鎮咳去痰薬に限られます。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第4章「その他遵守事項等」です。
- 1 ジフェンヒドラミン:対象外
- 2 プソイドエフェドリン:対象になる
- 3 ブロモバレリル尿素:対象になる
- 4 ジヒドロコデイン:対象になる(鎮咳去痰薬に限る)
解法ステップ
- 指定成分の一覧にある成分名を確認します。覚える中心は、エフェドリン、コデイン、ジヒドロコデイン、ブロモバレリル尿素、プソイドエフェドリン、メチルエフェドリンです。
- 選択肢のうち、プソイドエフェドリン、ブロモバレリル尿素、ジヒドロコデインは一覧と一致します。
- ジフェンヒドラミンは一覧にないため、誤っているものとして選びます。成分の知名度や別の使用上の注意と、指定成分かどうかは分けて判断します。
選択肢別の誤答解説
- 1 ジフェンヒドラミン:誤りの選択肢です。 抗ヒスタミン成分で、眠気などに関係する成分ですが、濫用等のおそれのあるものとして指定された成分には含まれません。
- 2 プソイドエフェドリン:指定成分です。 鼻炎用内服薬などに配合される成分で、手引きの指定成分一覧に挙げられています。
- 3 ブロモバレリル尿素:指定成分です。 手引きの一覧に明記されています。かぜ薬、解熱鎮痛薬、催眠鎮静薬などに配合されることがあります。
- 4 ジヒドロコデイン:指定成分です。 一般用医薬品では、鎮咳去痰薬に含まれるものが対象です。鎮咳成分として咳を抑えますが、依存性にも留意が必要です。
よくある誤解
- **「眠気が出る成分なら、濫用等のおそれのある医薬品に指定されている」**とは限りません。ジフェンヒドラミンは眠気に関する注意がありますが、この指定成分の一覧には含まれません。
- 成分名だけでなく、対象となる医薬品の条件も確認します。 たとえば、ジヒドロコデインは鎮咳去痰薬に限られます。
- 「指定成分」と「使用上の注意が必要な成分」を混同しないことが大切です。 注意事項があることだけでは、指定成分かどうかは判断できません。
補足コラム
指定成分は、成分名だけでなく、製剤に含まれる形や用途の条件も押さえましょう。手引きでは、コデインとジヒドロコデインは鎮咳去痰薬に限られ、メチルエフェドリンは鎮咳去痰薬のうち内用液剤に限られます。また、指定成分を含む医薬品を販売する際には、適正な使用のための確認が必要です。
FAQ
複数の成分が配合された医薬品でも、指定成分が入っていれば対象ですか?
指定成分を有効成分として含む製剤が対象です。ただし、ジヒドロコデインなど、成分によっては対象となる薬効群に条件があります。
指定成分を有効成分として含む製剤が対象です。ただし、ジヒドロコデインなど、成分によっては対象となる薬効群に条件があります。
指定成分の一覧は、どのように覚えるとよいですか?
まず成分名をまとめて覚え、その後で「鎮咳去痰薬に限る」などの適用条件を確認すると、成分名と条件を取り違えにくくなります。
まず成分名をまとめて覚え、その後で「鎮咳去痰薬に限る」などの適用条件を確認すると、成分名と条件を取り違えにくくなります。
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