登録販売者 2023年 中国・四国 問01
問題文
医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 主作用以外の反応であっても、特段の不都合を生じないものであれば、通常、副作用として扱われることはない。
b 副作用は、発生原因の観点から薬理作用によるものとアレルギー(過敏反応)によるものに大別することができる。
c 眠気や口渇等の比較的よく見られる症状は、副作用とはいわない。
d 一般用医薬品の使用にあたっては、通常、重大な副作用よりも、その使用を中断することによる不利益を回避することが優先される。
選択肢
1:a:誤、b:誤、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:誤(正解)
3:a:正、b:誤、c:誤、d:正
4:a:正、b:誤、c:正、d:正
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正
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副作用の定義と分類【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:不都合のない反応は通常、副作用ではなく、眠気や口渇も副作用に含まれます。
正しい組み合わせは2です。a・bは正しく、c・dは誤りです。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」II-1「副作用」が根拠です。
解法ステップ
- aでは、「主作用以外の反応」だけでなく「特段の不都合を生じない」という条件に注目します。
- bでは、副作用を「発生原因の観点から」分けている点を確認します。
- cでは、「眠気や口渇等の比較的よく見られる症状」を副作用から除外してよいかを見ます。
- dでは、「重大な副作用の回避」と「使用中断による不利益」のどちらが優先されるかを確認します。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しい
主作用以外の反応でも、特段の不都合がなければ通常は副作用として扱いません。好ましくない反応を一般に副作用といいます。 -
b 正しい
副作用は、発生原因の観点から、薬理作用によるものとアレルギー(過敏反応)によるものに大別できます。薬理作用とは、薬物が体の働きに影響を与えることです。 -
c 誤り
×「眠気や口渇等は副作用とはいわない」→ ○「眠気や口渇等も副作用に含まれる」
副作用には、比較的よく見られるものから重大な健康被害につながるものまであります。頻度が高い、または症状が軽いからといって、副作用ではないとはいえません。 -
d 誤り
×「使用を中断することによる不利益を回避することが優先」→ ○「重大な副作用を回避することが優先」
一般用医薬品では、重大な副作用の兆候が現れたとき、基本的に使用を中止します。必要に応じて医師や薬剤師などに相談します。
組み合わせの確認
- 1は、a・b・cの正誤が実際と異なります。
- 2は、a・bが正しく、c・dが誤りで、すべて一致します。
- 3は、b・dの正誤が実際と異なります。
- 4は、b・c・dの正誤が実際と異なります。
- 5は、a・dの正誤が実際と異なります。
よくある誤解
- **「よく見られる症状なら副作用ではない」**と考えがちですが、眠気や口渇も副作用に含まれます。
- **「薬をやめる不利益を避けるのが最優先」**と読み替えないようにします。一般用医薬品では、重大な副作用の回避が優先されます。
- **「主作用以外の反応はすべて副作用」**ではありません。不都合のない反応は、通常、副作用として扱われません。
補足コラム
副作用は、適正に使用していても生じることがあります。また、一般用医薬品では、初期の異変に気づいて適切に対応することが、重篤化の回避につながります。なお、医療機関で処方された薬は、自己判断で使用を中止すると治療上の問題が生じることがあるため、医師や薬剤師に確認が必要です。
FAQ
Q. 副作用は、通常の使い方をしていても起こることがありますか?
A. あります。医薬品の作用がすべて解明されているわけではなく、十分注意して適正に使用した場合でも、副作用が生じることがあります。
A. あります。医薬品の作用がすべて解明されているわけではなく、十分注意して適正に使用した場合でも、副作用が生じることがあります。
Q. アレルギーによる症状も副作用に含まれますか?
A. 含まれます。副作用は、薬理作用によるものだけでなく、アレルギー(過敏反応)によるものもあります。
A. 含まれます。副作用は、薬理作用によるものだけでなく、アレルギー(過敏反応)によるものもあります。
関連キーワード: 副作用、主作用、薬理作用、アレルギー、過敏反応、一般用医薬品、重大な副作用

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