戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2023年 北海道・東北 問66


問題文

泌尿器系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 副腎髄質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。 b ボウマン嚢から1本の尿細管が伸びて、腎小体と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)を構成している。 c 食品から摂取あるいは体内で生合成されたビタミンDは、腎臓で活性型ビタミンDに転換されて、骨の形成や維持の作用を発揮する。 d 女性は尿道が短いため、細菌などが侵入したとき膀胱まで感染を生じやすい。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
2:a:誤、b:正、c:正、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:正、b:正、c:誤、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:誤

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腎臓・副腎と尿路【登録販売者解説】

正解の理由

副腎髄質はアドレナリン・ノルアドレナリンを分泌し、ネフロンは腎小体と尿細管からなり、腎臓はビタミンDを活性化し、女性は尿道が短いため膀胱まで感染しやすいです。
1が正解です。a〜dはすべて正しい記述です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第2章「人体の働きと医薬品」の腎臓・副腎・尿路に関する項目です。

解法ステップ

  1. aは「副腎髄質」と「アドレナリン・ノルアドレナリン」の組み合わせを確認します。
  2. bはネフロンの構成が「腎小体と尿細管」であることを押さえます。
  3. cはビタミンDの活性化を行う臓器が「腎臓」であることを確認します。
  4. dは女性の尿道が短いことと、膀胱まで感染しやすいことが結びついているかを見ます。すべて正しいため、全項目が正しい1を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a 正しいです。 副腎は腎臓の上部にある器官で、髄質ではアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌されます。どちらも自律神経系に作用します。aを「誤」とする2は、この記述の判断が異なります。
  • b 正しいです。 腎小体(じんしょうたい)は、糸球体とそれを包むボウマン嚢(のう)からなります。そこから尿細管(にょうさいかん)が伸び、腎小体と尿細管を合わせてネフロンを構成します。bを「誤」とする3は、この記述の判断が異なります。
  • c 正しいです。 食品から摂取したり体内で生合成されたりしたビタミンDは、腎臓で活性型に転換されます。その後、骨の形成や維持に働きます。cを「誤」とする4は、この記述の判断が異なります。
  • d 正しいです。 女性は尿道(にょうどう)が短いため、細菌などが侵入したときに膀胱(ぼうこう)まで感染を生じやすいです。dを「誤」とする5は、この記述の判断が異なります。
選択肢ごとに見ると、2はa、3はb、4はc、5はdをそれぞれ「誤」としています。いずれも正しい記述を誤りとしているため、全て正とする1が正解です。

よくある誤解

  • 副腎の「皮質」と「髄質」を混同しないようにします。アドレナリンとノルアドレナリンを産生・分泌するのは髄質です。
  • 「腎小体」と「ネフロン」は同じものではありません。腎小体に尿細管を加えたものがネフロンです。
  • 女性の尿道が短いことは、膀胱まで感染しやすい理由です。「尿道が短いので感染しにくい」と逆にしないよう注意します。

補足コラム

腎臓は尿をつくるだけでなく、血液中の水分や電解質の調節にも関わります。また、骨髄で赤血球がつくられるのを促すホルモンも分泌します。腎臓の働きは、尿の生成と体内環境の維持の両方に関わると整理しましょう。

FAQ

Q. 糸球体はネフロンの別名ですか?
A. いいえ。糸球体は腎小体を構成する部分の一つです。腎小体と尿細管を合わせた単位がネフロンです。
Q. 健康な状態の尿に細菌は含まれますか?
A. 手引きでは、尿は血液が濾過されて作られるため、健康な状態であれば細菌などの微生物は存在しないとされています。

関連キーワード: 腎小体、ネフロン、尿細管、副腎髄質、活性型ビタミンD、尿路感染
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