登録販売者 2025年 北海道・東北 問108
問題文
医薬品医療機器等法第68条の2の6第3項に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
薬局開設者、病院若しくは診療所の開設者又は医師、歯科医師、薬剤師その他の医薬関係者は、医薬品、医療機器及び再生医療等製品の( a )を確保するため、( b )の下に、製造販売業者等から提供される情報の活用その他必要な情報の収集、検討及び( c )を行うことに努めなければならない。
選択肢
1:安定的な供給、相互の密接な連携、利用
2:安定的な供給、個人の研鑽、利用
3:安定的な供給、相互の密接な連携、発信
4:適正な使用、相互の密接な連携、利用(正解)
5:適正な使用、個人の研鑽、発信
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適正使用に関する情報活用【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:適正な使用を確保するため、関係者が密接に連携し、情報を収集・検討して利用します。
正しい組み合わせは4です。(a)は「適正な使用」、(b)は「相互の密接な連携」、(c)は「利用」です。
薬局開設者や医薬関係者は、製造販売業者等から提供される情報を活用し、必要な情報を集めて検討し、適正な使用のために利用するよう努めます。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の情報活用に関する項目です。
解法ステップ
- (a)は、情報を何のために集めるかを確認します。文の目的は医薬品等の「適正な使用」の確保です。
- (b)は、情報を活用する際の関係者どうしのつながりを見ます。「相互の密接な連携」が入ります。
- (c)は、集めて検討した情報をどうするかを確認します。手引きの表現は「利用」です。
- 「安定的な供給」「個人の研鑽」「発信」が入った組み合わせを除きます。
選択肢別の誤答解説
- 選択肢1:「安定的な供給・相互の密接な連携・利用」です。(b)と(c)は合っていますが、(a)が違います。ここで確保するのは医薬品等の安定供給ではなく、適正な使用です。
- 選択肢2:「安定的な供給・個人の研鑽・利用」です。(a)の「安定的な供給」と(b)の「個人の研鑽」が違います。情報の活用は、個人の研鑽の下ではなく、関係者の密接な連携の下で行います。
- 選択肢3:「安定的な供給・相互の密接な連携・発信」です。(a)の「安定的な供給」と(c)の「発信」が違います。情報を集め、検討した後に行うのは「利用」です。
- 選択肢5:「適正な使用・個人の研鑽・発信」です。(a)は合っていますが、(b)の「個人の研鑽」と(c)の「発信」が違います。連携の下で情報を利用する、という流れを押さえましょう。
よくある誤解
- 「適正な使用」と「安定的な供給」は、どちらも医薬品に関わる重要な目的ですが、この条文の空欄(a)に入るのは「適正な使用」です。
- 「情報を発信する」と「情報を利用する」を混同しがちです。ここでは、集めて検討した情報を適正使用の確保に役立てる「利用」が正しい語句です。
- 「個人の研鑽」は、登録販売者などが知識を深めることを指す表現として出てきます。この文の(b)は、個人の努力ではなく関係者どうしの「相互の密接な連携」です。
補足コラム
この規定では、情報の流れを「提供された情報を活用する」だけでなく、「必要な情報の収集、検討、利用」まで一続きで捉えます。製造販売業者等からの情報を受け取ることだけで終わらず、関係者が連携して活用する点がポイントです。
FAQ
「努めなければならない」は、必ず実施しなければならないという意味ですか?
この文は、関係者に情報の収集・検討・利用に努めることを求める表現です。試験では「努める」という文言も含めて正確に覚えましょう。
この文は、関係者に情報の収集・検討・利用に努めることを求める表現です。試験では「努める」という文言も含めて正確に覚えましょう。
製造販売業者等の役割と、医薬関係者の役割は同じですか?
同じではありません。手引きでは、製造販売業者等が適正使用に必要な情報を収集・検討し、医薬関係者などに提供することも示されています。医薬関係者は、提供された情報を活用し、必要な情報を集めて検討し、利用するよう努めます。
同じではありません。手引きでは、製造販売業者等が適正使用に必要な情報を収集・検討し、医薬関係者などに提供することも示されています。医薬関係者は、提供された情報を活用し、必要な情報を集めて検討し、利用するよう努めます。
関連キーワード: 適正な使用、相互の密接な連携、情報の収集・検討・利用、医薬関係者の責務

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