登録販売者 2022年 中国・四国 問22
問題文
胆嚢及び肝臓に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 胆汁には、古くなった赤血球や過剰のコレステロール等を排出する役割がある。
b 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、大腸で再吸収されて肝臓に戻される。
c 肝臓は、大きい臓器であり、横隔膜の直下に位置する。
d 肝臓は、必須アミノ酸を生合成することができる。
選択肢
1:(a、b)
2:(a、c)(正解)
3:(a、d)
4:(b、c)
5:(b、d)
🔒 解説は解答すると表示されます
胆嚢・肝臓の働き【登録販売者解説】
正解の理由
胆汁は古くなった赤血球などを排出し、胆汁酸塩は小腸で再吸収され、肝臓は必須アミノ酸以外のアミノ酸を合成します。
2の組み合わせは(a、c)です。aとcが正しく、bとdは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の「胆嚢、肝臓」です。
解法ステップ
- 「大腸で再吸収」というbの場所に注目します。胆汁酸塩の再吸収が行われる場所を確認します。
- 「必須アミノ酸を生合成」というdの範囲に注目します。肝臓が生合成できるアミノ酸の範囲を確認します。
- aとcが正しい記述だと判断できれば、(a、c)の組み合わせを選びます。
選択肢別の誤答解説
- a 正しいです。 胆汁には、古くなった赤血球や過剰のコレステロールなどを排出する役割があります。
- b 誤りです。
×「大腸で再吸収」→ ○「小腸で再吸収」
腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻ります。この循環を腸肝循環といいます。 - c 正しいです。 肝臓は大きい臓器で、横隔膜の直下に位置します。
- d 誤りです。
×「必須アミノ酸を生合成」→ ○「必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成」
肝臓は、必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成できます。
よくある誤解
- 再吸収される場所を取り違える書き換えに注意しましょう。胆汁酸塩は「大腸」ではなく「小腸」で再吸収されます。
- **「必須アミノ酸」と「必須アミノ酸以外」**の入れ替えは、肝臓の働きでよく狙われるポイントです。
補足コラム
胆汁酸塩には、脂質の消化を助け、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。胆汁が「排出」だけでなく「消化・吸収の補助」にも関わる点をあわせて覚えましょう。
FAQ
胆汁に含まれるビリルビンは何に関係しますか?
ビリルビンは、赤血球中のヘモグロビンが分解されて生じる老廃物です。腸内細菌による代謝を経て、便を茶褐色にする色素になります。
ビリルビンは、赤血球中のヘモグロビンが分解されて生じる老廃物です。腸内細菌による代謝を経て、便を茶褐色にする色素になります。
関連キーワード: 胆汁、胆汁酸塩、腸肝循環、必須アミノ酸、肝臓

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
