登録販売者 2024年 中国・四国 問40
問題文
皮膚に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 接触皮膚炎の症状は、医薬品が触れた皮膚の部分だけでなく、全身で生じる。
b 光線過敏症の症状は、医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、全身で生じることはない。
c 薬疹は、あらゆる医薬品で起きる可能性があり、同じ医薬品で生じる発疹の型に個人差はない。
d 薬疹は、多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止すれば、症状は次第に寛解する。
選択肢
1:a:正、b:誤、c:正、d:誤
2:a:誤、b:正、c:誤、d:誤
3:a:誤、b:誤、c:誤、d:正(正解)
4:a:誤、b:誤、c:正、d:誤
5:a:正、b:正、c:誤、d:正
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皮膚に現れる副作用【登録販売者解説】
正解の理由
接触皮膚炎は接触部位に限られ、光線過敏症は全身に広がることがあり、薬疹の発疹の型には個人差があります。
正しい組合せは3です。a・b・cは誤り、dは正しい記述です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第2章「人体の働きと医薬品」にある、皮膚に現れる副作用の項目です。
解法ステップ
- aは「接触皮膚炎」と「全身で生じる」の組合せに注目します。接触皮膚炎は、医薬品が触れた皮膚の部分に生じます。
- bは「光線過敏症」と「のみ」に注目します。光線過敏症は、接触部位だけでなく全身に広がる場合があります。
- cは「同じ医薬品でも」と「個人差はない」に注目します。発疹の型は人によって異なります。
- dの「使用を中止すれば、症状は次第に寛解する」は、手引きの説明に合っています。a〜cが誤り、dが正しい組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a:誤り
×「全身で生じる」→ ○「医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じる」
接触皮膚炎は、医薬品などが皮膚に触れた部分に起きる炎症です。なお、アレルギー性皮膚炎では、発症部位が医薬品の接触部位に限られないことがあります。 -
b:誤り
×「医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、全身で生じることはない」→ ○「医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がる場合がある」
光線過敏症は、太陽光線(紫外線)にさらされて症状が現れることがあります。接触部位だけに限られない点がポイントです。 -
c:誤り
×「同じ医薬品で生じる発疹の型に個人差はない」→ ○「同じ医薬品でも、生じる発疹の型は人によって様々である」
薬疹は、医薬品によって起きるアレルギー反応の一種です。あらゆる医薬品で起きる可能性がありますが、発疹の型は人によって異なります。 -
d:正しい
薬疹では、原因と考えられる医薬品の使用を中止することが、重い状態への進行を防ぐために重要です。寛解とは、症状が治まっていくことです。
よくある誤解
- 「接触皮膚炎」と「アレルギー性皮膚炎」を同じ範囲の症状だと思う
接触皮膚炎は接触部位に限られますが、アレルギー性皮膚炎は接触部位以外に現れることがあります。 - 「光線過敏症も接触した場所だけ」と考える
「のみ」「全身で生じることはない」という断定は誤りです。全身へ広がる場合があります。 - 薬疹の型は原因の医薬品だけで決まると思う
同じ医薬品でも、発疹の型には個人差があります。
補足コラム
皮膚の副作用は、次のように「どこに現れるか」で見分けると整理しやすいです。
- 接触皮膚炎:医薬品が触れた皮膚の部分に現れる
- 光線過敏症:紫外線をきっかけに現れ、全身へ広がる場合もある
- 薬疹:医薬品によるアレルギー反応の一種。発疹の型は人によって異なる
FAQ
Q. 接触皮膚炎は、医薬品に触れた人なら誰にでも起きますか?
A. 同じ医薬品が触れても、発症するかどうかは人の体質によって異なります。
A. 同じ医薬品が触れても、発症するかどうかは人の体質によって異なります。
Q. 光線過敏症は、貼付剤をはがした後なら起きませんか?
A. 貼付剤は、はがした後でも光線過敏症が起きることがあります。
A. 貼付剤は、はがした後でも光線過敏症が起きることがあります。
関連キーワード: 接触皮膚炎、光線過敏症、薬疹、発疹、皮膚の副作用

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