登録販売者 2022年 中国・四国 問86
問題文
点鼻薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
鼻炎用点鼻薬は、( a )、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による諸症状のうち、鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ、頭重(頭が重い)の緩和を目的として、鼻腔内に適用される外用液剤である。鼻炎用内服薬との主な違いとしては、( b )が主体となっていることである。
選択肢
1:急性鼻炎、抗炎症成分
2:慢性鼻炎、抗ヒスタミン成分
3:急性鼻炎、抗ヒスタミン成分
4:慢性鼻炎、アドレナリン作動成分
5:急性鼻炎、アドレナリン作動成分(正解)
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鼻炎用点鼻薬の主成分【登録販売者解説】
正解の理由
鼻炎用点鼻薬は「急性鼻炎などに用い、アドレナリン作動成分が主体」です。
組合せが5の「急性鼻炎・アドレナリン作動成分」なら、a・bともに正しいです。根拠は第3章「主な医薬品とその作用」の鼻炎用点鼻薬です。『試験問題の作成に関する手引き』では、アドレナリン作動成分が鼻粘膜の血管を収縮させ、充血や腫れを和らげるとされています。
組合せが5の「急性鼻炎・アドレナリン作動成分」なら、a・bともに正しいです。根拠は第3章「主な医薬品とその作用」の鼻炎用点鼻薬です。『試験問題の作成に関する手引き』では、アドレナリン作動成分が鼻粘膜の血管を収縮させ、充血や腫れを和らげるとされています。
解法ステップ
- 対象となる鼻炎を確認します。点鼻薬の対象には「急性鼻炎」が含まれます。
- 「鼻炎用内服薬との主な違い」という比較に注目します。点鼻薬は、鼻粘膜の充血を和らげる成分が主体です。
- 充血を和らげる成分として示されているのは「アドレナリン作動成分」です。
- 「急性鼻炎」と「アドレナリン作動成分」の組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
- 1:aの「急性鼻炎」は正しいですが、bの「抗炎症成分」は主体ではありません。抗炎症成分が組み合わされる場合はありますが、点鼻薬の主体はアドレナリン作動成分です。
- 2:aの「慢性鼻炎」は対象として示された語句と異なり、bの「抗ヒスタミン成分」も主体ではありません。鼻炎用点鼻薬は急性鼻炎などの症状を緩和するものです。
- 3:aの「急性鼻炎」は正しいですが、bの「抗ヒスタミン成分」は主体ではありません。抗ヒスタミン成分が配合される場合はありますが、主な違いを示す成分はアドレナリン作動成分です。
- 4:bの「アドレナリン作動成分」は正しいですが、aの「慢性鼻炎」が誤りです。慢性の鼻炎は、点鼻薬の対応範囲として示されていません。
- 5:aの「急性鼻炎」、bの「アドレナリン作動成分」の両方が正しい組合せです。
よくある誤解
- 抗ヒスタミン成分が点鼻薬に配合されることがあるため、「抗ヒスタミン成分が主体」と取り違えやすいです。配合される場合があることと、主体であることは別です。
- 「慢性鼻炎」と「急性鼻炎」を入れ替えるひっかけに注意しましょう。問題文では、対象に含まれる鼻炎の種類を確認します。
- 「鼻炎用内服薬」と「鼻炎用点鼻薬」の主成分を混同しないようにしましょう。内服薬は抗ヒスタミン成分が主体で、点鼻薬はアドレナリン作動成分が主体です。
補足コラム
点鼻薬は鼻腔内に使う外用液剤ですが、成分が鼻粘膜から吸収され、全身に影響することがあります。また、アドレナリン作動成分を過度に使うと、血管が逆に拡張して二次充血を招き、鼻づまりがひどくなることがあります。
FAQ
抗ヒスタミン成分は点鼻薬には使われないのですか?
使われる場合があります。ヒスタミンの働きを抑え、くしゃみや鼻汁などの症状を和らげる目的で配合されることがあります。ただし、点鼻薬の主体はアドレナリン作動成分です。
使われる場合があります。ヒスタミンの働きを抑え、くしゃみや鼻汁などの症状を和らげる目的で配合されることがあります。ただし、点鼻薬の主体はアドレナリン作動成分です。
鼻炎用点鼻薬は慢性の鼻炎にも用いるものですか?
手引きでは、一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は急性またはアレルギー性の鼻炎などとされ、慢性のものは対象とされていません。
手引きでは、一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は急性またはアレルギー性の鼻炎などとされ、慢性のものは対象とされていません。
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