戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2022年 奈良・関西広域連合・福井 問70


問題文

交感神経系が活発になった時に生じる効果器とその反応の関係について、誤っているものを一つ選べ。
効果器 交感神経系による効果器の反応

選択肢

1:心臓 心拍数増加
2:気管、気管支 収縮(正解)
3:肝臓 グリコーゲンの分解
4:腸 運動低下
5:目 瞳孔散大

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交感神経系の効果器反応【登録販売者解説】

正解の理由

交感神経系:気管・気管支を拡張、副交感神経系:収縮。
誤っているのは2です。気管・気管支は、交感神経系が活発になると収縮ではなく拡張します。各記述の判定は、1正しい、2誤り、3正しい、4正しい、5正しいです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の自律神経系による効果器の反応です。

解法ステップ

  1. 「交感神経系」と「気管・気管支」の組み合わせに注目します。
  2. 交感神経系が活発なとき、呼吸に関わる気管・気管支は拡張すると確認します。
  3. 「収縮」としている2が誤りです。ほかは、心拍数増加・肝臓でのグリコーゲン分解・腸の運動低下・瞳孔散大と照合します。

選択肢別の誤答解説

  • 1 正しいです。 交感神経系が活発になると、心臓の心拍数は増加します。
  • 2 誤りです。 × 収縮 → ○ 拡張。気管・気管支は、交感神経系の働きで拡張します。
  • 3 正しいです。 交感神経系が活発になると、肝臓ではグリコーゲンが分解されます。グリコーゲンは、エネルギー源として蓄えられた物質です。
  • 4 正しいです。 腸の運動は低下します。交感神経系と副交感神経系は、効果器(神経の働きを受ける臓器や器官)に対して反対向きに働くことが多く、互いに拮抗(反対向きに働くこと)します。
  • 5 正しいです。 目の瞳孔(どうこう)は散大します。

よくある誤解

  • 気管・気管支の反応を、腸の反応と取り違えやすいです。交感神経系では、気管・気管支は拡張、腸の運動は低下と分けて覚えましょう。
  • 「交感神経系が活発なら、すべての器官が収縮する」と考えるのは誤りです。器官によって反応は異なります。

補足コラム

交感神経系と副交感神経系は、多くの効果器で反対向きの反応を示します。
効果器交感神経系副交感神経系
目瞳孔散大瞳孔収縮
心臓心拍数増加心拍数減少
気管・気管支拡張収縮
腸運動低下運動亢進(活発になること)
「活動・緊張に対応する交感神経系」と「食事・休息に対応する副交感神経系」を手がかりに、器官ごとの反応を整理しましょう。

FAQ

交感神経系の節後線維から放出される神経伝達物質は何ですか?
基本はノルアドレナリンです。ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが放出されます。

関連キーワード: 自律神経系、交感神経系、副交感神経系、効果器、気管支拡張、瞳孔散大
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