登録販売者 2026年 北海道・東北 問52
問題文
口内炎及び口内炎用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 口内炎は、口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴う。
b 口内炎用薬であれば、ステロイド性抗炎症成分が配合されていても、長期の連用は問題ない。
c 口内炎は、栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足等が要因とされている口腔粘膜の炎症であり、ウイルスによって生じることはない。
d アクリノールは、患部からの細菌感染を防止することを目的として配合される。
選択肢
1:a:誤、b:誤、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:正、d:誤
3:a:正、b:誤、c:誤、d:誤
4:a:正、b:誤、c:誤、d:正(正解)
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正
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口内炎用薬の成分と注意【登録販売者解説】
正解の理由
口内炎の症状には水疱や潰瘍があり、ステロイド性抗炎症成分は長期連用を避け、アクリノールは細菌感染の防止に用いられます。
正しい組み合わせは4で、aは正、bは誤、cは誤、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の口内炎用薬に関する項目です。
正しい組み合わせは4で、aは正、bは誤、cは誤、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の口内炎用薬に関する項目です。
解法ステップ
- aは「水疱や潰瘍」「痛み」「ときに口臭」という口内炎の説明が、手引きと合っているか確認します。
- bは「長期の連用は問題ない」という部分に注目します。ステロイド性抗炎症成分を含む場合は、長期連用を避ける必要があります。
- cは「ウイルスによって生じることはない」という断定を見ます。手引きには、ウイルス感染による場合も記載されています。
- dはアクリノールの目的を確認します。患部からの細菌感染を防ぐ成分なので、組み合わせはa正・b誤・c誤・d正です。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しい記述です。
×ではありません。口内炎では、口腔の粘膜上皮(ねんまくじょうひ)に水疱や潰瘍(かいよう)ができ、痛みを伴い、ときに口臭が生じます。 -
b 誤りです。
×「長期の連用は問題ない」→ ○「長期連用を避ける必要がある」
口内炎用薬は口腔内に使うため、ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合は、その含有量によらず長期連用を避けます。「口内炎用薬なら連用できる」とは限りません。 -
c 誤りです。
×「ウイルスによって生じることはない」→ ○「疱疹(ほうしん)ウイルスの口腔内感染による場合もある」
栄養摂取の偏り、ストレス、睡眠不足などは要因とされていますが、原因がそれらに限られるわけではありません。手引きには、ウイルス感染による場合や、医薬品の副作用として生じる場合も示されています。 -
d 正しい記述です。
×ではありません。アクリノールは、患部からの細菌感染を防止する目的で配合される殺菌消毒成分です。
誤答選択肢の組み合わせ確認
- 選択肢1はa・c・dの正誤が異なります。
- 選択肢2はb・c・dの正誤が異なります。
- 選択肢3はdの正誤が異なります。
- 選択肢5はa・bの正誤が異なります。
よくある誤解
- 「栄養の偏りやストレスが要因」と覚えて、「ウイルスは関係しない」と広げてしまう誤りです。原因を一つに限定する表現に注意します。
- 「口内炎用薬」という薬の種類だけで、ステロイド性抗炎症成分の長期連用も問題ないと判断してしまう誤りです。
- アクリノールを抗炎症成分と混同する誤りです。ここでは、細菌感染を防ぐ殺菌消毒成分として問われています。
補足コラム
口内炎用薬に配合される成分は、目的で整理すると見分けやすくなります。
- 抗炎症成分:グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸など。口腔粘膜の炎症を和らげます。
- 組織修復を促す成分:アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)。
- 殺菌消毒成分:アクリノール、セチルピリジニウム塩化物など。細菌感染の防止を目的とします。
FAQ
Q. 口内炎用薬は、口内炎の原因そのものを取り除く薬ですか?
A. 手引きでは、口内炎用薬は口内炎や舌炎の緩和を目的として、口腔内に使う外用薬とされています。
A. 手引きでは、口内炎用薬は口内炎や舌炎の緩和を目的として、口腔内に使う外用薬とされています。
Q. 口内炎が医薬品の副作用で起きることもありますか?
A. はい。手引きでは、医薬品の副作用として口内炎が生じる場合もあるとされています。
A. はい。手引きでは、医薬品の副作用として口内炎が生じる場合もあるとされています。
関連キーワード: 口内炎、ステロイド性抗炎症成分、アクリノール、殺菌消毒成分、口腔粘膜

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