戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2022年 中国・四国 問40


問題文

皮膚に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 接触皮膚炎は、原因となる医薬品と接触してから発症するまでの時間が様々である。 b 接触皮膚炎は、原因となる医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じる。 c 光線過敏症は、医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合がある。 d 薬疹は、外用薬によって引き起こされるアレルギー反応の一種で、発疹・発赤等の皮膚症状を呈する場合をいい、内服薬では起こらない。

選択肢

1:a:正、b:正、c:誤、d:正
2:a:誤、b:誤、c:正、d:誤
3:a:正、b:誤、c:誤、d:誤
4:a:正、b:正、c:正、d:誤(正解)
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正

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皮膚に現れる副作用【登録販売者解説】

正解の理由

接触皮膚炎は接触した部位に限られ、光線過敏症は全身に広がることがあり、薬疹は内服薬でも起こります。
組合せは 4 で、a・b・cは正しく、dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の「皮膚に現れる副作用」です。

解法ステップ

  1. aの「発症するまでの時間は様々」は、接触皮膚炎についての記述です。発症までの時間が一定かどうかを確認します。
  2. bの「触れた皮膚の部分にのみ」と、cの「全身へ広がって」を見比べます。接触皮膚炎と光線過敏症を混同していないかがポイントです。
  3. dの「外用薬」「内服薬では起こらない」に注目します。薬疹の原因となる医薬品が、外用薬に限られるかを確認します。
  4. 各記述の正誤と選択肢の組合せを照らし合わせます。

選択肢別の誤答解説

a 正しい

接触皮膚炎(せっしょくひふえん)は、原因となる医薬品に触れてから発症するまでの時間が様々です。選択肢2・5はaを誤りとしているため、この記述の扱いが違います。

b 正しい

接触皮膚炎は、原因となる医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じるのが特徴です。一方、アレルギー性皮膚炎では、症状が接触部位に限られないことがあります。選択肢2・3・5はbを誤りとしているため、この記述の扱いが違います。

c 正しい

光線過敏症(こうせんかびんしょう)は、太陽光線(紫外線)にさらされて症状が現れることがあり、医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合もあります。選択肢1・3はcを誤りとしているため、この記述の扱いが違います。

d 誤り

×「外用薬によって引き起こされる」「内服薬では起こらない」→ ○薬疹は医薬品によって引き起こされるアレルギー反応の一種で、内服薬でも起こり得ます。
薬疹(やくしん)は、医薬品が原因となって発疹(ほっしん)・発赤(ほっせき)などの皮膚症状が現れるものです。原因は外用薬に限られません。選択肢1・5はdを正しいとしているため、この記述の扱いが違います。

よくある誤解

  • 接触皮膚炎と光線過敏症を、どちらも「触れた場所にだけ起こる」と考えてしまうことがあります。接触皮膚炎は接触部位に限られますが、光線過敏症は全身へ広がる場合があります。
  • 「のみ」「では起こらない」のような限定表現に注意が必要です。薬疹は外用薬だけでなく、内服薬でも起こり得ます。
  • 薬疹と接触皮膚炎は、どちらも皮膚に症状が現れますが、同じものではありません。薬疹は医薬品によるアレルギー反応の一種です。

補足コラム

皮膚症状の出方で区別すると覚えやすくなります。
  • 接触皮膚炎:医薬品が触れた皮膚の部分に生じます。
  • 光線過敏症:紫外線にさらされて症状が現れることがあり、全身へ広がる場合があります。
  • 薬疹:医薬品によるアレルギー反応で、外用薬・内服薬のどちらでも起こり得ます。

FAQ

薬疹は、医薬品を使い始めてすぐに起こるものですか?
使用後1~2週間で起きることが多いですが、長期間使用した後に現れることもあります。

関連キーワード: 接触皮膚炎、光線過敏症、薬疹、アレルギー性皮膚炎
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