登録販売者 2025年 北海道・東北 問119
問題文
一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
基礎疾患等 主な成分
a てんかん ― アスピリン
b 胃・十二指腸潰瘍 ― エテンザミド
c 肝臓病 ― メチルエフェドリン塩酸塩
d 緑内障 ― パパベリン塩酸塩
選択肢
1:(a、b)
2:(a、c)
3:(b、d)(正解)
4:(c、d)
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基礎疾患と成分の対応【登録販売者解説】
正解の理由
胃・十二指腸潰瘍にはエテンザミド、緑内障にはパパベリン塩酸塩が関係します。
したがって、正しい組合せは 3(b、d)です。aとcは誤りです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)』第5章の「基礎疾患等『次の診断を受けた人』」です。
したがって、正しい組合せは 3(b、d)です。aとcは誤りです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)』第5章の「基礎疾患等『次の診断を受けた人』」です。
解法ステップ
- 「胃・十二指腸潰瘍」と「エテンザミド」の組合せに注目します。エテンザミドは、胃・十二指腸潰瘍を悪化させるおそれがある成分として挙げられています。
- 「緑内障」と「パパベリン塩酸塩」の組合せも確認します。眼圧を上昇させ、緑内障を悪化させるおそれがあります。
- この2つを含む(b、d)の組合せに絞ります。選択肢1はaを含みdがなく、選択肢2はa・cを含みb・dがなく、選択肢4はcを含みbがありません。
選択肢別の誤答解説
-
a てんかん―アスピリン:誤り
×「てんかん―アスピリン」→ ○「てんかん―ジプロフィリン」
てんかんの人について手引きに挙げられているのは、アスピリンではなくジプロフィリンです。ジプロフィリンは中枢神経系を興奮させ、てんかん発作を引き起こすおそれがあります。 -
b 胃・十二指腸潰瘍―エテンザミド:正しい
エテンザミドは、胃・十二指腸潰瘍を悪化させるおそれがある成分として挙げられています。ここでは、成分の作用の細かな分類よりも、基礎疾患との対応を押さえます。 -
c 肝臓病―メチルエフェドリン塩酸塩:誤り
×「肝臓病―メチルエフェドリン塩酸塩」→ ○「糖尿病―メチルエフェドリン塩酸塩」
メチルエフェドリン塩酸塩は、糖尿病の症状を悪化させるおそれがある成分として挙げられています。肝臓病との対応ではありません。 -
d 緑内障―パパベリン塩酸塩:正しい
パパベリン塩酸塩は、眼圧を上昇させ、緑内障を悪化させるおそれがあります。緑内障と「眼圧上昇」のつながりが判断の手がかりです。
よくある誤解
- 同じ薬効群の成分なら、同じ基礎疾患に対応すると考えること
成分名をひとまとめにせず、手引きに記載された成分と基礎疾患の組合せで確認します。 - 「肝臓病」と「糖尿病」の対応を取り違えること
メチルエフェドリン塩酸塩は、この問題では肝臓病ではなく糖尿病との関係がポイントです。 - 「相談すること」を「使用してはいけない」と同じ意味にすること
添付文書の項目名は「相談すること」です。問題では、どの基礎疾患と成分の組合せが記載されているかを問われています。
補足コラム
病名と成分を、理由のキーワードとセットで整理しましょう。
FAQ
Q. 緑内障とパパベリン塩酸塩は、どのように結びつけて覚えればよいですか?
A. 「パパベリン塩酸塩で眼圧が上昇するおそれがある」と、緑内障との関係を理由ごと覚えると整理しやすいです。
A. 「パパベリン塩酸塩で眼圧が上昇するおそれがある」と、緑内障との関係を理由ごと覚えると整理しやすいです。
Q. メチルエフェドリン塩酸塩は、肝臓病とは関係しない成分ですか?
A. この問題で確認するのは、手引きに示された「基礎疾患等」と「主な成分」の対応です。メチルエフェドリン塩酸塩は、ここでは糖尿病との関係が問われています。
A. この問題で確認するのは、手引きに示された「基礎疾患等」と「主な成分」の対応です。メチルエフェドリン塩酸塩は、ここでは糖尿病との関係が問われています。
関連キーワード: 添付文書、相談すること、基礎疾患、エテンザミド、パパベリン塩酸塩、ジプロフィリン、メチルエフェドリン塩酸塩

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