登録販売者 2026年 北海道・東北 問72
問題文
医薬品の剤形及び適切な使用方法に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形である。
b 外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きにくいという特徴がある。
c 顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水等で飲み込む。
d 経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:正
2:a:誤、b:正、c:正、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正(正解)
4:a:正、b:正、c:誤、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:誤
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剤形ごとの特徴【登録販売者解説】
正解の理由
チュアブル錠・顆粒剤・経口液剤の特徴は正しく、外用液剤は患部が乾きやすい剤形です。
aは正、bは誤、cは正、dは正です。したがって、正しい組合せは3です。根拠は、厚生労働省『試験問題の作成に関する手引き』第2章「人体の働きと医薬品」の剤形と適切な使用方法です。
aは正、bは誤、cは正、dは正です。したがって、正しい組合せは3です。根拠は、厚生労働省『試験問題の作成に関する手引き』第2章「人体の働きと医薬品」の剤形と適切な使用方法です。
解法ステップ
- aの「舐めたり噛み砕いたり」に注目します。チュアブル錠の服用方法と一致します。
- bの「乾きにくい」は、外用液剤の特徴として正しいかを確認します。手引きでは、軟膏剤やクリーム剤と比べて患部が乾きやすいとされています。
- cは顆粒剤を「噛み砕かずに飲み込む」としており、コーティングされた粒があることを踏まえた説明です。
- dは、液中に有効成分が溶けたり分散したりしている経口液剤の特徴に合っています。
選択肢別の誤答解説
a 正
チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する錠剤です。水なしでも服用できます。なお、錠剤は種類によって服用方法が異なり、すべての錠剤を噛み砕いてよいわけではありません。
b 誤
×「患部が乾きにくい」→ ○「患部が乾きやすい」
外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて患部が乾きやすい特徴があります。「乾きにくい」と反対の表現に入れ替えている点が誤りです。
c 正
顆粒剤は小さな粒状の製剤です。粒の表面がコーティングされているものもあるため、噛み砕かずに水などで飲み込みます。
d 正
経口液剤は、内服する液状の剤形です。有効成分がすでに液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管(胃や腸など)から吸収されます。
組合せの確認
- 選択肢1は、a・c・dを正、bも正としていますが、bは誤りです。
- 選択肢2は、aを誤、bを正としていますが、aは正、bは誤です。
- 選択肢4は、bを正、cを誤としていますが、bは誤、cは正です。
- 選択肢5は、bを正、dを誤としていますが、bは誤、dは正です。
よくある誤解
- 「乾きにくい」と「乾きやすい」の取り違えに注意してください。外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤より患部が乾きやすい剤形です。
- 錠剤なら何でも噛んでよい、というわけではありません。 チュアブル錠は舐めたり噛み砕いたりしますが、錠剤には口中で噛み砕かずに服用するものもあります。
- 経口液剤と外用液剤は、どちらも液状でも用途が異なります。 経口液剤は内服用、外用液剤は患部に用いる製剤です。
補足コラム
似た名前の錠剤も、使い方は異なります。
- チュアブル錠:口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用します。
- 口腔内崩壊錠:口の中の唾液で溶けるよう工夫された錠剤です。
- トローチ剤・ドロップ剤:口の中で舐めて徐々に溶かします。噛み砕いて飲み込むものではありません。
「口の中で使う」という共通点だけで判断せず、剤形ごとの使い方を区別しましょう。
FAQ
顆粒剤は、いつもコーティングされていますか?
いいえ。手引きが示しているのは、表面がコーティングされている顆粒剤もあるということです。噛み砕かずに飲み込む点を覚えておきましょう。
いいえ。手引きが示しているのは、表面がコーティングされている顆粒剤もあるということです。噛み砕かずに飲み込む点を覚えておきましょう。
関連キーワード: チュアブル錠、外用液剤、顆粒剤、経口液剤、剤形

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