登録販売者 2026年 北海道・東北 問66
問題文
外皮系に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 角質層は、ケラチンでできた板状の角質細胞とセラミドを主成分とする細胞間脂質で構成されている。
b 皮膚に物理的な刺激が繰り返されると、皮下脂肪層が肥厚して、たこやうおのめができる。
c 毛の色は、毛母細胞の間のメラノサイトから産生されるメラニン色素の量の影響を受けない。
d 皮脂には、外部からの異物に対する保護膜としての働きがある。
選択肢
1:(a、b)
2:(a、d)(正解)
3:(b、c)
4:(c、d)
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皮膚と毛・皮脂の構造【登録販売者解説】
正解の理由
角質層(かくしつそう)はケラチンの角質細胞とセラミドを主成分とする細胞間脂質でできており、皮脂は外部の異物に対する保護膜になります。
正しい記述は a・d なので、この組み合わせである 2 が正解です。a・dは正しく、b・cは誤りです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月一部改訂)』第2章「皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官(外皮系)」です。
正しい記述は a・d なので、この組み合わせである 2 が正解です。a・dは正しく、b・cは誤りです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月一部改訂)』第2章「皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官(外皮系)」です。
解法ステップ
- aでは「ケラチン」「セラミド」が角質層の構成成分として挙げられている点を確認します。
- bでは、たこやうおのめができるときに厚くなる層が「皮下脂肪層」なのかを見ます。
- cの「毛の色はメラニン色素の量の影響を受けない」という否定表現を確認します。
- dの「皮脂」と「外部からの異物に対する保護膜」の組み合わせを確認し、正しい a・d を含む組を選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a:正しい
角質層は、ケラチンでできた板状の角質細胞と、セラミドを主成分とする細胞間脂質で構成されています。角質層は皮膚のバリア機能を担います。 -
b:誤り
×皮下脂肪層が肥厚する → ○角質層が肥厚する
皮膚に機械的な刺激や圧迫が繰り返されると、角質層が部分的に厚くなり、たこやうおのめができます。皮下脂肪層ではありません。 -
c:誤り
×メラニン色素の量の影響を受けない → ○メラニン色素の量によって毛の色が決まる
毛母細胞(もうぼさいぼう)の間にあるメラノサイトがメラニン色素を産生し、その色素が毛母細胞に渡されます。 -
d:正しい
皮脂には皮膚を潤いのある柔軟な状態に保つ働きがあり、外部からの異物に対する保護膜としても働きます。
よくある誤解
- 皮下脂肪層と角質層の取り違えに注意します。たこやうおのめで厚くなるのは、皮膚の最も外側にある角質層です。
- cの「影響を受けない」は、手引きの内容と反対です。毛の色はメラニン色素の量によって決まります。
補足コラム
皮膚は、表皮・真皮(しんぴ)・皮下組織の3層からなります。角質層は表皮の最も外側にあり、皮膚のバリア機能を担います。一方、皮下組織には脂肪細胞が多く集まり、衝撃から体を守る働きなどがあります。
FAQ
皮膚の色もメラニン色素に関係しますか?
はい。皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものです。毛の色もメラニン色素に関係しますが、皮膚と毛では色素が関わる場所が異なります。
はい。皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものです。毛の色もメラニン色素に関係しますが、皮膚と毛では色素が関わる場所が異なります。
関連キーワード: 外皮系、角質層、ケラチン、セラミド、皮脂、メラニン色素、毛母細胞

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