登録販売者 2020年 中国・四国 問25
問題文
泌尿器系に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
1:副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。(正解)
2:腎臓は、横隔膜の下、背骨の左右両側に位置する一対の空豆状の臓器で、内側中央部のくびれた部分に尿管、動脈、静脈、リンパ管等がつながっている。
3:膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩むと、同時に膀胱壁の排尿筋が収縮し、尿が尿道へと押し出される。
4:腎臓には内分泌腺としての機能もあり、骨髄における赤血球の産生を促進するホルモンを分泌する。
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副腎と泌尿器系【登録販売者解説】
正解の理由
副腎皮質と副腎髄質を区別し、腎臓・膀胱の働きを整理します。
誤っているものは1です。2〜4は正しい記述です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第2章「人体の働きと医薬品」の泌尿器系に関する項目です。
誤っているものは1です。2〜4は正しい記述です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第2章「人体の働きと医薬品」の泌尿器系に関する項目です。
解法ステップ
- 1は「副腎皮質」と「アドレナリン・ノルアドレナリン」の組合せに注目します。
- 2は腎臓の位置と、内側中央部につながる器官を確認します。
- 3は排尿時の「膀胱括約筋」と「排尿筋」の動きを見ます。
- 4は腎臓の内分泌機能と、赤血球の産生との関係を確認します。
選択肢別の誤答解説
-
1:誤り
×「副腎皮質では、アドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される」→ ○「副腎髄質では、アドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される」
アドレナリンとノルアドレナリンは、自律神経系に関わる物質です。産生・分泌する場所は副腎の「皮質」ではなく「髄質」です。「皮質」と「髄質」の入れ替えが誤りです。 -
2:正しい
腎臓は横隔膜の下、背骨の左右両側にある一対の空豆状の臓器です。内側中央部のくびれた部分には、尿管や血管、リンパ管などがつながっています。 -
3:正しい
排尿時は、膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩み、膀胱壁の排尿筋が収縮します。その結果、尿が尿道へ押し出されます。 -
4:正しい
腎臓には尿をつくる働きのほか、内分泌腺としての働きもあります。骨髄で赤血球がつくられるのを促進するホルモンを分泌します。
よくある誤解
- 「副腎皮質」と「副腎髄質」を同じものとして覚えてしまう
皮質・髄質の一字違いが、正誤を分けるポイントです。 - 排尿筋と膀胱括約筋の動きを反対に覚えてしまう
排尿時は、排尿筋が収縮し、膀胱括約筋が緩みます。 - 腎臓は尿をつくるだけの臓器だと思う
腎臓には、赤血球の産生を促進するホルモンを分泌する働きもあります。
補足コラム
腎臓では、血液中の老廃物などが濾過され、原尿がつくられます。その後、尿細管で体に必要な水分や栄養分などが再吸収され、残ったものが尿になります。腎臓は尿の生成だけでなく、水分や電解質の調節にも関わっています。
FAQ
Q. 排尿するとき、膀胱の筋肉はどのように動きますか?
A. 膀胱壁の排尿筋が収縮し、膀胱括約筋が緩みます。
A. 膀胱壁の排尿筋が収縮し、膀胱括約筋が緩みます。
Q. 腎臓と膀胱の役割はどう違いますか?
A. 腎臓は血液を濾過して尿をつくり、膀胱は尿を一時的にためます。
A. 腎臓は血液を濾過して尿をつくり、膀胱は尿を一時的にためます。
関連キーワード: 副腎皮質、副腎髄質、腎臓、膀胱、排尿筋、膀胱括約筋

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