応用情報技術者 2009年 秋期 午前2 問20
問題文
UNIXではファイルを、通常ファイル、ディレクトリファイル及び特殊ファイルの3種類に分類している。ディレクトリファイルの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:磁気ディスクなどの入出力装置にアクセスするためのファイル
イ:テキスト、オブジェクトコード、 画像データなどを格納するためのファイル
ウ:ファイル名とファイルの実体を対応付けるためのファイル(正解)
エ:複数のパスから一つのファイルを参照できるようにするためのファイル
UNIXのディレクトリファイルの分類【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:ディレクトリファイルはファイル名とファイルの実体を対応付ける役割を持ちます。
- 根拠:UNIXのファイルシステムでは、ディレクトリはファイル名とinode(ファイルの実体情報)を関連付ける特殊なファイルです。
- 差がつくポイント:ディレクトリファイルは単なるデータ格納ではなく、ファイル管理のための「名前空間」を提供する点を理解しましょう。
正解の理由
選択肢ウは「ファイル名とファイルの実体を対応付けるためのファイル」とあり、これはディレクトリファイルの本質的な役割を正確に表現しています。ディレクトリはファイル名とinode番号を対応付け、ファイルシステムの階層構造を実現します。
よくある誤解
ディレクトリファイルを「単なるフォルダ」や「データを直接格納するファイル」と誤解しがちですが、実際にはファイル名と実体の関連情報を管理する特殊ファイルです。
解法ステップ
- UNIXのファイル分類を確認する(通常ファイル、ディレクトリファイル、特殊ファイル)。
- 各選択肢の説明がどの分類に該当するかを考える。
- ディレクトリファイルの役割は「名前と実体の対応付け」であることを思い出す。
- 選択肢ウがこれに該当するため正解と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: 磁気ディスクなどの入出力装置にアクセスするファイルは「特殊ファイル(デバイスファイル)」の説明であり、ディレクトリではありません。
- イ: テキストや画像などのデータを格納するのは「通常ファイル」の役割です。
- ウ: ファイル名と実体を対応付けるのがディレクトリファイルの本質で正解です。
- エ: 複数のパスから一つのファイルを参照するのは「リンク(ハードリンクやシンボリックリンク)」の説明であり、ディレクトリファイルの説明ではありません。
補足コラム
UNIXのファイルシステムはinodeを用いてファイルの実体情報を管理し、ディレクトリはinode番号とファイル名の対応表として機能します。これにより階層的なファイル管理が可能となり、効率的なファイルアクセスを実現しています。
FAQ
Q: ディレクトリファイルは通常のファイルとどう違いますか?
A: 通常ファイルはデータの実体を持ちますが、ディレクトリファイルはファイル名とinode番号の対応情報を持つ特殊なファイルです。
A: 通常ファイルはデータの実体を持ちますが、ディレクトリファイルはファイル名とinode番号の対応情報を持つ特殊なファイルです。
Q: 特殊ファイルとは何ですか?
A: 特殊ファイルはデバイスファイルなど、入出力装置へのアクセスを抽象化するためのファイルで、ディレクトリファイルとは異なります。
A: 特殊ファイルはデバイスファイルなど、入出力装置へのアクセスを抽象化するためのファイルで、ディレクトリファイルとは異なります。
関連キーワード: UNIX, ファイルシステム、ディレクトリファイル、inode, ファイル管理、特殊ファイル、リンク

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