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応用情報技術者 2009年 秋期 午前253


問題文

ソフトウェアの開発規模と開発工数の関係を表すグラフはどれか。
応用情報技術者 2009年 秋期 午前2 問53の選択肢の画像

選択肢

(正解)

ソフトウェアの開発規模と開発工数の関係【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:ソフトウェア開発工数は開発規模の増加に伴い指数関数的に増加するため、グラフは急激に立ち上がる曲線(エ)が正解です。
  • 根拠:規模が大きくなると複雑さやコミュニケーションコストが増し、単純な比例関係ではなく工数が加速度的に増加します。
  • 差がつくポイント:単純な直線や緩やかな曲線と異なり、指数関数的増加を理解しているかが問われます。

正解の理由

選択肢エは、開発規模が小さいうちは工数の増加が緩やかですが、中盤以降から急激に工数が増加し、指数関数的な曲線を描いています。これはソフトウェア開発における「規模の拡大に伴う複雑性の増大」と「コミュニケーションコストの増加」を反映しており、実際の開発工数の増え方を最も正確に表現しています。

よくある誤解

単純に規模が大きくなれば工数も比例的に増えると考えがちですが、実際は複雑性の増加により工数は加速度的に増加します。

解法ステップ

  1. 開発規模と工数の関係を理解する。
  2. 規模が大きくなると複雑性や調整コストが増えることを確認。
  3. 直線的増加や緩やかな曲線ではなく、急激に増加する曲線を探す。
  4. 選択肢のグラフ形状を比較し、指数関数的増加を示すものを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア:初めに急激に上昇し、その後横ばいになるため、工数が規模に比例しない部分が説明できません。
  • イ:S字型で中盤以降に増加が鈍化し横ばいになるため、規模拡大時の工数増加を過小評価しています。
  • ウ:最初に急激に上昇し、その後緩やかに増加する形状は、工数が規模に対して漸減的に増えると誤解させます。
  • :規模が増すほど工数が急激に増加する指数関数的な形状で、実際の開発工数の増加傾向を正しく表しています。

補足コラム

ソフトウェア開発における工数増加は「ブルックスの法則」や「コミュニケーションコストの増大」によって説明されます。規模が大きくなるとチーム間の調整やバグ修正が増え、単純な規模比例では済まなくなります。このため、工数は指数関数的に増加する傾向があります。

FAQ

Q: なぜ工数は単純に比例しないのですか?
A: 規模が大きくなるとチーム間のコミュニケーションや管理コストが増え、複雑性が高まるため工数が加速度的に増加します。
Q: S字型のグラフはどのような場合に使われますか?
A: S字型は成長や普及のモデルで使われますが、ソフトウェア開発工数の増加には適しません。

関連キーワード: ソフトウェア開発工数、開発規模、指数関数的増加、ブルックスの法則、コミュニケーションコスト
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