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応用情報技術者 2009年 春期 午前202


問題文

の計算を、で近似計算ができる条件として、適切なものはどれか。

選択肢

が1に比べて非常に小さい。(正解)
に比べて非常に大きい。
が1より大きい。
が1より大きい。

の近似計算条件【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:で近似するには、が非常に小さいことが必要です。
  • 根拠:二項定理の展開で高次の項が無視できるほどが小さい場合、一次の項だけで十分近似できます。
  • 差がつくポイント:の大きさとの関係を正しく理解し、の大きさではなく自体の絶対値の小ささに注目することが重要です。

正解の理由

選択肢アの「が1に比べて非常に小さい」は、の二項展開において高次のの項を無視できる条件として正しいです。
具体的には、となり、が小さいほどやそれ以上の項は無視でき、で近似可能です。
他の選択肢はの大きさやとの関係を誤解しており、近似の条件として不適切です。

よくある誤解

が小さいことが条件」と誤解しやすいですが、実際は自体が小さいことが重要です。
また、が大きい場合は近似が成立しません。

解法ステップ

  1. の二項展開を思い出す。
  2. 近似式は一次の項までの展開であることを確認。
  3. 高次の項を無視できる条件はが非常に小さいこと。
  4. 選択肢の中でが小さいことを示すものを選ぶ。
  5. 選択肢アが条件に合致することを判断。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 正解。が非常に小さいため高次の項を無視できる。
  • イ: に比べて非常に大きいは誤り。が大きいと近似は成立しない。
  • ウ: が1より大きいは意味が異なり、近似条件とは無関係。
  • エ: が1より大きいは高次の項が無視できない可能性が高く、近似に不適。

補足コラム

この近似は「一次近似」や「線形近似」と呼ばれ、微分の定義やテイラー展開の初項を利用しています。
特にが小さい場合、計算コストを抑えつつ十分な精度を得られるため、数値計算や物理学の近似式で頻繁に使われます。

FAQ

Q: なぜが小さいことではなくが小さいことが重要ですか?
A: が大きくてもが小さければ高次の項は無視できるため、の絶対値の小ささが近似の鍵です。
Q: が大きい場合でもこの近似は使えますか?
A: が大きいと高次の項の影響が大きくなるため、が非常に小さい場合に限り有効です。

関連キーワード: 二項定理、近似計算、テイラー展開、一次近似、数値計算
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