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応用情報技術者 2009年 春期 午前244


問題文

新システムのモデル化を行う場合のDFD作成の手順として、適切なものはどれか。

選択肢

現物理モデル→現論理モデル→新物理モデル→新論理モデル
現物理モデル→現論理モデル→新論理モデル→新物理モデル(正解)
現論理モデル→現物理モデル→新物理モデル→新論理モデル
現論理モデル→現物理モデル→新論理モデル→新物理モデル

新システムのモデル化におけるDFD作成手順【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:DFD作成は「現物理モデル→現論理モデル→新論理モデル→新物理モデル」の順で行うのが適切です。
  • 根拠:現状の物理的なシステム構成を把握し、論理的な業務フローを理解した上で、新システムの論理設計を行い、最後に物理設計へ落とし込むためです。
  • 差がつくポイント:物理モデルと論理モデルの違いを正確に理解し、現状分析から新システム設計への流れを論理的に整理できるかが重要です。

正解の理由

の手順は、まず現行システムの物理的な構成(ハードウェアやネットワークなど)を把握し、次にその物理構成に基づく論理的な業務フローを明確にします。これにより現状の問題点や改善点を論理的に抽出できます。その後、新システムの論理モデルを設計し、業務要件を満たす論理的な処理やデータの流れを定義します。最後に、新論理モデルを基に新物理モデルを設計し、具体的なシステム構成や技術選定を行います。この流れが最も合理的であり、DFD作成の基本的な手順として正しいためです。

よくある誤解

現論理モデルを先に作成すると、現状の物理的制約を見落としがちで、実現可能性の検討が不十分になります。物理モデルと論理モデルの順序を混同しやすい点に注意が必要です。

解法ステップ

  1. 現行システムの物理モデルを調査し、ハードウェアやネットワーク構成を把握する。
  2. 現物理モデルを基に現論理モデルを作成し、業務フローやデータの流れを論理的に整理する。
  3. 新システムの業務要件を踏まえ、新論理モデルを設計し、改善点や新機能を反映する。
  4. 新論理モデルを具体的な技術や構成に落とし込み、新物理モデルを設計する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 現物理→現論理→新物理→新論理は、論理設計を後回しにして物理設計を先に行うため、設計の整合性が取れません。
  • : 正解。現物理→現論理→新論理→新物理の順で合理的に設計を進めます。
  • ウ: 現論理→現物理→新物理→新論理は、現状の物理構成を後回しにするため、現状把握が不十分になります。
  • エ: 現論理→現物理→新論理→新物理は、現物理モデルの把握が遅れ、現状の制約を見落とす恐れがあります。

補足コラム

DFD(Data Flow Diagram)は、システムのデータの流れと処理を視覚的に表現する手法です。論理モデルは業務の流れや処理の本質を表し、物理モデルはそれを実現する具体的なシステム構成を示します。設計の初期段階では論理モデルを重視し、後段階で物理モデルに落とし込むのが基本です。

FAQ

Q: なぜ現物理モデルから始める必要があるのですか?
A: 現物理モデルを把握することで、現状のシステム構成や制約を理解し、論理モデルの設計に反映できるためです。
Q: 論理モデルと物理モデルの違いは何ですか?
A: 論理モデルは業務や処理の流れを抽象的に表現し、物理モデルはそれを実現する具体的なシステム構成や技術を示します。

関連キーワード: DFD, モデル化手順、論理モデル、物理モデル、システム設計、業務フロー、データフロー
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