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応用情報技術者 2009年 春期 午前252


問題文

ある開発プロジェクトの見積工数は88人月である。作業を開始した1月から5月までは各月に10名を投入したが、5月末時点で40人月分の作業しか完了していない。8月末までにこのプロジェクトを完了するためには、6月以降は最低何名の要員を追加する必要があるか。ここで、6月以降のすべての要員の作業効率は、5月までの要員と同じであるものとする。

選択肢

6
10(正解)
16
20

開発プロジェクトの要員追加数計算【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:6月以降、最低10名の要員追加が必要です。
  • 根拠:5月末までに40人月の進捗で、残り48人月を3ヶ月で完了するためには、投入人数を増やす必要があります。
  • 差がつくポイント:投入人数と作業効率の関係を正確に理解し、残作業量と残期間から必要人数を計算する力が問われます。

正解の理由

5月末までの作業実績は40人月で、全体の見積は88人月です。残りは88 - 40 = 48人月。
6月から8月までの期間は3ヶ月。5月までの作業効率は10名×5ヶ月=50人月の投入に対し40人月の成果なので、効率は80%(40÷50)。
6月以降も同じ効率と仮定すると、必要な投入人月は48人月 ÷ 0.8 = 60人月。
3ヶ月で60人月を投入するには、60 ÷ 3 = 20名が必要。
既に10名投入しているため、追加は20 - 10 = 10名。
よって、が正解です。

よくある誤解

  • 作業効率を100%とみなして計算し、必要人数を過小評価する。
  • 5月までの投入人数をそのまま残り期間に掛けて計算し、追加人数を考慮しない。

解法ステップ

  1. 5月末までの進捗を確認し、完了済み作業量を把握する(40人月)。
  2. 全体の見積工数から残作業量を計算する(88 - 40 = 48人月)。
  3. 5月までの投入人数と期間から投入人月を計算(10名×5ヶ月=50人月)。
  4. 作業効率を算出(40人月 ÷ 50人月 = 0.8)。
  5. 残作業量を効率で割り、必要な投入人月を求める(48 ÷ 0.8 = 60人月)。
  6. 残り期間(3ヶ月)で割り、必要な人数を算出(60 ÷ 3 = 20名)。
  7. 既存の10名を差し引き、追加要員数を求める(20 - 10 = 10名)。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 6名
    作業効率を考慮せず、残作業量を単純に割っただけで不足。
  • イ: 10名
    正解。効率を考慮し、正確に計算した結果。
  • ウ: 16名
    作業効率を過小評価し、必要人数を多く見積もりすぎ。
  • エ: 20名
    5月までの投入人数を考慮せず、全員追加と誤解した結果。

補足コラム

作業効率は「実績作業量 ÷ 投入人月」で求められ、プロジェクト管理では進捗と投入リソースの関係を正確に把握することが重要です。効率が一定と仮定する問題では、過去の実績から効率を算出し、残作業に必要なリソースを逆算する手法が基本となります。

FAQ

Q: 作業効率が変わる場合はどう計算すればよいですか?
A: 効率が変動する場合は、各期間の効率を別々に計算し、加重平均やシナリオ分析を行う必要があります。
Q: 投入人数が増えると効率は必ず上がりますか?
A: いいえ。人数が増えるとコミュニケーションコストが増え、効率が下がることもあります。

関連キーワード: プロジェクト管理、作業効率、要員計画、見積工数、進捗管理
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