応用情報技術者 2009年 春期 午前2 問80
問題文
圧縮された情報を伸張しても、完全には元の情報を復元できない場合がある圧縮方式はどれか。
選択肢
ア:GIF
イ:JPEG(正解)
ウ:MH
エ:MR
圧縮された情報を伸張しても、完全には元の情報を復元できない場合がある圧縮方式はどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:JPEGは非可逆圧縮方式であり、伸張後に元の情報を完全復元できません。
- 根拠:JPEGは画像の視覚的特徴を利用し、情報の一部を削減して圧縮率を高めるため、元データの一部が失われます。
- 差がつくポイント:可逆圧縮(GIF、MH、MR)と非可逆圧縮(JPEG)の違いを理解し、用途に応じた圧縮方式を選べることが重要です。
正解の理由
JPEGは非可逆圧縮方式で、画像の細部情報を削減して圧縮します。これによりファイルサイズは小さくなりますが、伸張しても元の画像を完全に復元できません。一方、GIFやMH、MRは可逆圧縮方式であり、伸張時に元の情報を完全に復元可能です。したがって、元の情報が完全に復元できない圧縮方式はイ: JPEGです。
よくある誤解
JPEGは画像圧縮の代表例であり、画質が劣化することを知らずに「圧縮=元に戻せる」と誤解しがちです。GIFも画像圧縮ですが、可逆圧縮であるため元に戻せます。
解法ステップ
- 圧縮方式の種類を「可逆圧縮」と「非可逆圧縮」に分類する。
- 各選択肢の圧縮方式の特徴を確認する。
- 「完全に元の情報を復元できない」=非可逆圧縮であることを理解する。
- JPEGが非可逆圧縮であることを知っているか確認する。
- 正解をイ: JPEGと判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: GIF
可逆圧縮方式であり、伸張後に元の情報を完全に復元可能です。 - イ: JPEG
非可逆圧縮方式で、元の情報を完全に復元できません。正解です。 - ウ: MH
テキストやFAX画像の可逆圧縮方式で、元の情報を復元可能です。 - エ: MR
MHの改良版であり、こちらも可逆圧縮方式です。
補足コラム
JPEGはDCT(離散コサイン変換)を用いて画像を周波数成分に分解し、人間の視覚にあまり影響しない高周波成分を削減することで圧縮率を高めています。これによりファイルサイズは小さくなりますが、画質劣化が生じます。対してGIFはLZW圧縮を用いた可逆圧縮で、主にアニメーションや色数の少ない画像に適しています。
FAQ
Q: JPEGはなぜ画質が劣化するのですか?
A: JPEGは非可逆圧縮であり、画像の一部情報を削減するため、元の画像と完全に一致しなくなります。
A: JPEGは非可逆圧縮であり、画像の一部情報を削減するため、元の画像と完全に一致しなくなります。
Q: GIFはどんな場合に使われますか?
A: GIFは可逆圧縮で色数が少ない画像やアニメーションに適しており、画質劣化がありません。
A: GIFは可逆圧縮で色数が少ない画像やアニメーションに適しており、画質劣化がありません。
Q: MHやMRはどのような用途で使われますか?
A: MHやMRはFAX通信で使われる可逆圧縮方式で、テキストや単純な画像の圧縮に適しています。
A: MHやMRはFAX通信で使われる可逆圧縮方式で、テキストや単純な画像の圧縮に適しています。
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