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応用情報技術者 2010年 秋期 午前264


問題文

SOA を説明したものはどれか。

選択肢

企業改革において既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し、業務フロー、管理機構、 情報システムを再構築する手法のこと
企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために、 基幹業務を部門ごとではなく統合的に管理するための業務システムのこと
発注者と IT アウトソーシングサービス提供者との間で、サービスの品質について合意した文書のこと
ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援する IT 基盤を、 ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと(正解)

SOA を説明したものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • SOAの結論は「サービスとして提供されるシステムアーキテクチャ」であることです。
  • 根拠は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)がビジネスプロセスを独立したサービス単位で構築し、柔軟な連携を可能にする点にあります。
  • 差がつくポイントは、単なる業務改革やアウトソーシング契約ではなく、IT基盤をサービス単位で設計・提供する概念を理解しているかです。

正解の理由

選択肢エは「ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を、ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャ」と明確にSOAの定義を示しています。SOAは、機能をサービス単位に分割し、それらを組み合わせて業務を支援する設計思想であり、これが正解の理由です。

よくある誤解

SOAを単なる業務改革やアウトソーシング契約と混同しやすいですが、SOAはITシステムの設計思想であり、サービス単位での再利用性と柔軟性を重視します。

解法ステップ

  1. SOAの基本概念を確認する(サービス指向のシステム設計)。
  2. 各選択肢の説明がSOAの定義に合致しているかを検証する。
  3. 業務改革やアウトソーシング契約はSOAの説明ではないと判断する。
  4. 「サービスとして提供するシステムアーキテクチャ」という表現がある選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 企業改革や業務フローの再構築はBPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)に該当し、SOAの説明ではありません。
  • イ: 基幹業務の統合管理はERPシステムの特徴であり、SOAの定義とは異なります。
  • ウ: 発注者とサービス提供者の品質合意はSLA(サービスレベルアグリーメント)であり、SOAの説明ではありません。
  • : SOAの本質を正しく表現しているため正解です。

補足コラム

SOAは、複数のサービスを組み合わせて柔軟に業務システムを構築できるため、システムの拡張性や保守性が向上します。近年はマイクロサービスアーキテクチャがSOAの考え方をより細分化・軽量化した形として注目されています。

FAQ

Q: SOAとマイクロサービスの違いは何ですか?
A: SOAはサービス単位でシステムを構築する大枠の設計思想で、マイクロサービスはその考え方をより小さく独立したサービス群で実装する手法です。
Q: SOAはどのようなメリットがありますか?
A: システムの再利用性が高まり、変更や拡張が容易になるため、ビジネスの変化に迅速に対応できます。

関連キーワード: SOA, サービス指向アーキテクチャ、BPR, ERP, SLA, マイクロサービス
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