応用情報技術者 2010年 春期 午前2 問15
問題文
コンピュータシステムの性能評価法の一つであるモニタリングの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:各プログラムの実行状態や資源の利用状況を測定し、システムの構成や応答性能を改善するためのデータを得る。(正解)
イ:システムの各構成要素に関するカタログ性能データを収集し、それらのデータからシステム全体の性能を算出する。
ウ:典型的なプログラムを実行し、入出力や制御プログラムを含めたシステムの総合的な処理性能を測定する。
エ:命令を分類し、それぞれの使用頻度を重みとした加重平均によって全命令の平均実行速度を求める。
コンピュータシステムの性能評価法の一つであるモニタリングの説明【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:モニタリングは実際のプログラム実行状態や資源利用状況を測定し、性能改善のためのデータ収集を行う手法です。
- 根拠:モニタリングはリアルタイムの稼働状況を観察し、システムのボトルネックや問題点を特定するために用いられます。
- 差がつくポイント:カタログ性能や理論値ではなく、実際の稼働データを収集する点がモニタリングの特徴であり、これを理解しているかが重要です。
正解の理由
ア: 各プログラムの実行状態や資源の利用状況を測定し、システムの構成や応答性能を改善するためのデータを得る。
モニタリングはシステムの稼働中にCPU使用率やメモリ使用量、I/O待ち時間などをリアルタイムで測定し、性能分析や改善に役立てる手法です。実際の運用環境でのデータを収集するため、現実的な性能評価が可能です。
モニタリングはシステムの稼働中にCPU使用率やメモリ使用量、I/O待ち時間などをリアルタイムで測定し、性能分析や改善に役立てる手法です。実際の運用環境でのデータを収集するため、現実的な性能評価が可能です。
よくある誤解
モニタリングは理論的な性能計算やシミュレーションではなく、実際の稼働状況を測定することを混同しやすいです。カタログ性能データの収集やベンチマークテストとは異なります。
解法ステップ
- 問題文の「モニタリング」の意味を確認する。
- 選択肢の内容が「実際の稼働状況の測定」かどうかを判断する。
- カタログ性能や理論的計算、ベンチマークテストとの違いを理解する。
- 実際の資源利用状況を測定し性能改善に活用する説明を選ぶ。
- アが該当するため正解とする。
選択肢別の誤答解説
- イ: カタログ性能データを収集し理論的に性能を算出する方法であり、モニタリングではありません。
- ウ: ベンチマークテストの説明で、典型的なプログラムを実行して性能を測定する手法です。
- エ: 命令の使用頻度を基に平均実行速度を求める解析手法で、モニタリングとは異なります。
補足コラム
モニタリングはシステム管理者が日常的に行う重要な作業で、CPU負荷やメモリ使用率、ディスクI/Oなどの情報を収集し、障害予防や性能チューニングに役立てます。ツールとしてはtopコマンドやperf、Windowsのパフォーマンスモニターなどがあります。
FAQ
Q: モニタリングとベンチマークテストの違いは何ですか?
A: モニタリングは実際の稼働中の状態を測定するのに対し、ベンチマークテストは特定のプログラムを使って性能を評価するテストです。
A: モニタリングは実際の稼働中の状態を測定するのに対し、ベンチマークテストは特定のプログラムを使って性能を評価するテストです。
Q: カタログ性能データとは何ですか?
A: 製品仕様書などに記載された理論上の性能値で、実際の稼働状況とは異なる場合があります。
A: 製品仕様書などに記載された理論上の性能値で、実際の稼働状況とは異なる場合があります。
関連キーワード: モニタリング、性能評価、システム資源利用、ベンチマーク、CPU使用率、メモリ使用率

\ せっかくなら /
応用情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

