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応用情報技術者 2010年 春期 午前236


問題文

OSI 基本参照モデルにおいて、アプリケーションプロセス間での会話を構成し、同期をとり、データ交換を管理するために必要な手段を提供する層はどれか。

選択肢

アプリケーション層
セション層(正解)
トランスポート層
プレゼンテーション層

OSI基本参照モデルにおける会話管理層【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:アプリケーションプロセス間の会話を管理し同期をとるのはセション層です。
  • 根拠:OSIモデルの第5層で、通信の開始・維持・終了を制御し、データ交換の整合性を保ちます。
  • 差がつくポイント:トランスポート層はデータ転送の信頼性を担い、プレゼンテーション層はデータ形式の変換を行う点を理解しましょう。

正解の理由

イ: セション層は、アプリケーション間の対話(セッション)を確立し、同期やチェックポイントを設定して通信の管理を行います。これにより、通信の途中で問題が起きても再開可能な状態を保てるため、会話の管理に最適な層です。

よくある誤解

トランスポート層が通信の管理をすると思われがちですが、これはデータの信頼性確保が主な役割であり、会話の同期や管理はセション層の役割です。

解法ステップ

  1. OSI基本参照モデルの7層を理解する。
  2. 各層の役割を整理し、特に上位層の機能を確認する。
  3. 「会話の構成・同期・管理」というキーワードからセション層を特定する。
  4. 他の層の役割と比較し、誤答を排除する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: アプリケーション層はユーザーに近い層で、直接的な通信管理は行いません。
  • イ: セション層は会話の管理と同期を担当し正解です。
  • ウ: トランスポート層はデータ転送の信頼性確保が主な役割で、会話の管理はしません。
  • エ: プレゼンテーション層はデータの表現形式や暗号化を担当し、通信の同期管理は行いません。

補足コラム

OSIモデルは通信の役割を7層に分けて理解しやすくしたモデルです。実際のネットワークではTCP/IPモデルが主流ですが、OSIモデルの理解は通信の基礎知識として重要です。セション層は実務ではあまり明確に分離されないことも多いですが、試験対策としては役割を正確に覚えておきましょう。

FAQ

Q: セション層とトランスポート層の違いは何ですか?
A: セション層は通信の開始・維持・終了や同期を管理し、トランスポート層はデータの正確な転送とエラー制御を担当します。
Q: プレゼンテーション層はどんな役割ですか?
A: データの形式変換や暗号化、圧縮などを行い、異なるシステム間でデータの互換性を保ちます。

関連キーワード: OSIモデル、セション層、通信同期、ネットワーク層、トランスポート層
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