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応用情報技術者 2011年 秋期 午前236


問題文

電子メールの内容の機密性を高めるために用いられるプロトコルはどれか。

選択肢

IMAP4
POP3
SMTP
S/MIME(正解)

電子メールの内容の機密性を高めるために用いられるプロトコル【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:電子メールの内容の機密性を高めるには、エ: S/MIMEが適切です。
  • 根拠:S/MIMEはメールの暗号化と電子署名を提供し、内容の秘匿性と改ざん検知を可能にします。
  • 差がつくポイント:IMAP4やPOP3はメールの受信管理、SMTPは送信に関するプロトコルであり、暗号化機能は標準で備えていません。

正解の理由

S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)は、電子メールの内容を暗号化し、送信者の認証や改ざん検知を行うための標準プロトコルです。これにより、メールの機密性と完全性が保証されます。一方、IMAP4やPOP3はメールの受信に使われるプロトコルであり、SMTPはメール送信のためのプロトコルですが、これらは暗号化機能を持ちません。したがって、機密性を高める目的にはS/MIMEが最適です。

よくある誤解

IMAP4やPOP3はメールの管理に関わるため、暗号化も行うと誤解されがちですが、標準仕様では暗号化機能はありません。SMTPも同様に送信プロトコルであり、暗号化は別途TLSなどで補います。

解法ステップ

  1. 問題文の「電子メールの内容の機密性を高める」点に注目する。
  2. 各選択肢の役割を整理する(IMAP4・POP3は受信、SMTPは送信)。
  3. 暗号化や電子署名を提供するプロトコルを知識から選ぶ。
  4. S/MIMEがメールの暗号化・署名に特化していることを確認。
  5. よって、正解はエ: S/MIMEと判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: IMAP4
    メールサーバー上のメールを管理・同期するプロトコルであり、暗号化機能は標準で備えていません。
  • イ: POP3
    メールをサーバーからダウンロードするためのプロトコルで、機密性向上の機能はありません。
  • ウ: SMTP
    メール送信のためのプロトコルで、暗号化は別途TLSで行いますが、SMTP自体は機密性を高めるプロトコルではありません。
  • エ: S/MIME
    メールの内容を暗号化し、電子署名を付与することで機密性と完全性を確保します。

補足コラム

S/MIMEは公開鍵暗号方式を利用し、送信者の秘密鍵で署名し、受信者の公開鍵で暗号化します。これにより、第三者による盗聴や改ざんを防止できます。近年はTLS(Transport Layer Security)を用いたメール通信の暗号化も普及していますが、S/MIMEはメール本文自体の暗号化に特化しています。

FAQ

Q: IMAP4やPOP3でメールの暗号化はできませんか?
A: これらはメールの受信管理プロトコルであり、暗号化機能は標準で備えていません。暗号化はS/MIMEやTLSなど別の技術で行います。
Q: SMTPはメール送信時に暗号化できないのですか?
A: SMTP自体は暗号化機能を持ちませんが、STARTTLSなどの拡張で通信経路の暗号化は可能です。ただしメール本文の暗号化はS/MIMEが用いられます。

関連キーワード: 電子メール、機密性、暗号化、S/MIME, IMAP4, POP3, SMTP, 電子署名
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