応用情報技術者 2011年 秋期 午前2 問35
問題文
ルータの機能に関する記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:MACアドレステーブルの登録情報によって、データフレームをあるポートだけに中継するか、全てのポートに中継するかを判断する。
イ:OSI基本参照モデルのデータリンク層において、ネットワーク同士を接続する。
ウ:OSI基本参照モデルのトランスポート層からアプリケーション層までの階層で、プロトコル変換を行う。
エ:伝送媒体やアクセス制御方式の異なるネットワークの接続が可能であり、送信データのIPアドレスを識別し、データの転送経路を決定する。(正解)
ルータの機能に関する問題【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:ルータはIPアドレスを基に異なるネットワーク間のデータ転送経路を決定し接続する機器です。
- 根拠:ルータはOSI参照モデルのネットワーク層で動作し、異なる伝送媒体やアクセス制御方式のネットワークを接続可能です。
- 差がつくポイント:MACアドレステーブルはスイッチの機能であり、ルータはトランスポート層以上のプロトコル変換は行いません。
正解の理由
選択肢エは「伝送媒体やアクセス制御方式の異なるネットワークの接続が可能であり、送信データのIPアドレスを識別し、データの転送経路を決定する」とあり、ルータの基本機能を正確に表しています。ルータはネットワーク層でIPアドレスを使ってパケットの経路制御を行い、異なるネットワーク同士を接続します。
よくある誤解
ルータはMACアドレステーブルを使ってデータを中継するのではなく、IPアドレスを基に経路制御を行います。トランスポート層以上のプロトコル変換は行いません。
解法ステップ
- ルータの役割をOSI参照モデルのどの層で動作するかで確認する。
- MACアドレステーブルはスイッチの機能であることを理解する。
- トランスポート層以上のプロトコル変換はルータの機能外であることを認識する。
- 選択肢の記述がルータの基本機能に合致しているかを判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア:MACアドレステーブルはスイッチの機能であり、ルータはIPアドレスを使うため誤り。
- イ:ネットワーク同士を接続するのはルータの役割だが、データリンク層ではなくネットワーク層で動作するため誤り。
- ウ:トランスポート層からアプリケーション層のプロトコル変換はゲートウェイの役割であり、ルータの機能ではない。
- エ:正解。ルータの基本機能を正確に表している。
補足コラム
ルータはIPパケットの経路制御を行うため、ルーティングテーブルを持ちます。これにより最適な経路を選択し、異なるネットワーク間の通信を実現します。一方、スイッチはMACアドレスを使って同一ネットワーク内の通信を効率化します。
FAQ
Q: ルータはどのOSI層で動作しますか?
A: ネットワーク層(第3層)で動作し、IPアドレスを基に経路制御を行います。
A: ネットワーク層(第3層)で動作し、IPアドレスを基に経路制御を行います。
Q: MACアドレステーブルはどの機器の機能ですか?
A: スイッチの機能であり、同一ネットワーク内のフレーム転送に使われます。
A: スイッチの機能であり、同一ネットワーク内のフレーム転送に使われます。
関連キーワード: ルータ、ネットワーク層、IPアドレス、ルーティング、MACアドレステーブル、OSI参照モデル、スイッチ、プロトコル変換

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