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応用情報技術者 2011年 秋期 午前256


問題文

TCOの説明として、適切なものはどれか。

選択肢

自社に導入した業務システムに対する開発コストとハードウェアのコスト
ハードウェア及びソフトウェアの導入から運用管理までを含んだコスト(正解)
ハードウェア及びソフトウェアを導入・稼働させるまでのコスト
ハードウェアのコストとヘルプデスクやユーザ教育などのテクニカルサポートに要するコスト

TCOの説明 +【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:TCO(Total Cost of Ownership)は導入から運用管理までの全コストを含む概念です。
  • 根拠:単なる購入費用だけでなく、運用や保守、管理にかかる費用も含めて評価するためです。
  • 差がつくポイント:初期費用だけでなく、長期的な運用コストを見積もる視点が重要です。

正解の理由

イ: ハードウェア及びソフトウェアの導入から運用管理までを含んだコストが正解です。
TCOは単なる購入費用ではなく、導入後の運用・保守・管理にかかる費用も含めた総所有コストを指します。これにより、システムの真のコストを把握し、経済的な意思決定が可能になります。

よくある誤解

TCOを単に「購入費用」や「初期導入コスト」と誤解しがちですが、実際には運用や保守の費用も含まれます。
また、開発コストだけやハードウェアコストだけを指すわけではありません。

解法ステップ

  1. TCOの意味を確認する(Total Cost of Ownership=総所有コスト)
  2. 導入から運用までの全期間のコストを含むかを判断する
  3. 選択肢の中で「運用管理まで含む」ものを探す
  4. 運用管理を含まない選択肢は除外する
  5. 最も包括的なコスト範囲を示す選択肢を選ぶ

選択肢別の誤答解説

  • ア: 開発コストとハードウェアコストのみで、運用管理費用が含まれていないため不適切です。
  • イ: 正解。導入から運用管理までの全コストを含み、TCOの定義に合致します。
  • ウ: 導入・稼働までのコストのみで、運用管理費用が抜けているため不十分です。
  • エ: ハードウェアコストとサポート費用のみで、ソフトウェアや運用全体のコストを含んでいません。

補足コラム

TCOはIT投資の評価指標として重要で、初期費用だけでなく運用期間中のコストも考慮します。これにより、長期的なコスト削減や効率化の検討が可能です。クラウドサービスやアウトソーシングの導入判断にも活用されます。

FAQ

Q: TCOとROIはどう違いますか?
A: TCOは総所有コストの合計を示し、ROIは投資に対する利益率を示します。TCOはコスト面、ROIは効果面の指標です。
Q: TCOに含まれる運用管理費用とは具体的に何ですか?
A: 運用管理費用には保守、監視、アップデート、トラブル対応、ユーザサポートなどが含まれます。

関連キーワード: TCO, 総所有コスト、ITコスト管理、運用コスト、IT投資評価
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