応用情報技術者 2011年 春期 午前2 問18
問題文
3種類のコンピュータ X 〜Zにおいて、ベンチマークプログラム1,2の処理時間が次のとおりであった。コンピュータを性能の高い順に並べたものはどれか。ここで、コンピュータの性能値は相乗平均値を用いるものとする。

選択肢
ア:X, Y, Z(正解)
イ:X, Z, Y
ウ:Y, X, Z
エ:Z, Y, X
コンピュータ性能の比較(相乗平均値)【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:性能の高い順は「X, Y, Z」であり、選択肢アが正解です。
- 根拠:処理時間の逆数の相乗平均値を計算し、性能値を比較します。
- 差がつくポイント:相加平均ではなく相乗平均を用いる点と、処理時間の逆数で性能を評価する点を理解することが重要です。
正解の理由
性能値は処理時間の逆数(速さ)で評価し、複数のベンチマーク結果を相乗平均でまとめます。
具体的には、各コンピュータの性能値は
で計算します。
具体的には、各コンピュータの性能値は
で計算します。
- X:
- Y:
- Z:
よって性能の高い順は X > Y > Z となり、選択肢アが正解です。
よくある誤解
処理時間の合計や単純な平均で比較してしまい、相乗平均の意味を取り違えることがあります。
また、処理時間が短いほど性能が高いことを逆に考える誤りも多いです。
また、処理時間が短いほど性能が高いことを逆に考える誤りも多いです。
解法ステップ
- 各ベンチマークの処理時間を確認する。
- 処理時間の逆数を計算し、性能値の基礎とする。
- 複数の性能値の相乗平均を計算する。
- 計算結果を比較し、性能の高い順に並べる。
- 選択肢と照合して正解を決定する。
選択肢別の誤答解説
- イ: X, Z, Y
Zの性能をYより高いと誤認。相乗平均計算でZはYより低い。 - ウ: Y, X, Z
Yの性能をXより高いと誤認。処理時間の逆数の相乗平均でXが上。 - エ: Z, Y, X
処理時間の逆数を考慮せず、単純な平均や合計で誤った順序。
補足コラム
相乗平均は複数の指標をバランスよく評価する際に有効で、特に処理時間のように「小さいほど良い」値を扱う場合に適しています。
算術平均では極端な値に引きずられやすいですが、相乗平均は値のばらつきを抑え、より公平な評価が可能です。
算術平均では極端な値に引きずられやすいですが、相乗平均は値のばらつきを抑え、より公平な評価が可能です。
FAQ
Q: なぜ処理時間の逆数を使うのですか?
A: 処理時間が短いほど性能が高いため、逆数を取ることで「大きいほど良い」性能値に変換します。
A: 処理時間が短いほど性能が高いため、逆数を取ることで「大きいほど良い」性能値に変換します。
Q: 相乗平均と算術平均の違いは何ですか?
A: 算術平均は単純な平均値、相乗平均は複数の値の積の平方根などを取り、極端な値の影響を抑えます。
A: 算術平均は単純な平均値、相乗平均は複数の値の積の平方根などを取り、極端な値の影響を抑えます。
関連キーワード: ベンチマーク、相乗平均、処理時間、性能評価、コンピュータ性能比較

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