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応用情報技術者 2011年 春期 午前234


問題文

インターネット接続における NAPTの説明として、適切なものはどれか。

選択肢

IPアドレスとMACアドレスとの変換を行う。
プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの1対1の変換を行う。
プライベートIPアドレスとポート番号の組合せと、グローバルIPアドレスとポート番号の組合せとの変換を行う。(正解)
ホスト名とIPアドレスとの変換を行う。

インターネット接続における NAPTの説明【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:NAPTはプライベートIPアドレスとポート番号の組合せをグローバルIPアドレスとポート番号の組合せに変換する技術です。
  • 根拠:NAPTは複数の内部端末が1つのグローバルIPアドレスを共有しつつ、ポート番号で識別することで通信を可能にします。
  • 差がつくポイント:単なるIPアドレスの変換ではなく、ポート番号も含めた多対1の変換である点を正確に理解することが重要です。

正解の理由

選択肢ウはNAPT(Network Address Port Translation)の本質を正確に表しています。NAPTはプライベートIPアドレスとポート番号の組合せを、1つのグローバルIPアドレスと異なるポート番号の組合せに変換し、複数の内部端末が同時にインターネットに接続できるようにします。これにより、IPアドレスの枯渇問題を緩和しつつ、通信の識別も可能にしています。

よくある誤解

NAPTは単にIPアドレスを変換するだけと思われがちですが、ポート番号も変換対象である点が重要です。ホスト名やMACアドレスの変換とは異なります。

解法ステップ

  1. NAPTの役割を理解する(多対1のIPアドレス変換技術)。
  2. 選択肢の内容をIPアドレスだけか、ポート番号も含むかで比較する。
  3. MACアドレスやホスト名の変換はNAPTの範囲外と判断する。
  4. 1対1の変換はNAPTではなくNATの一種であることを確認する。
  5. ポート番号を含む多対1の変換を説明している選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: IPアドレスとMACアドレスの変換はARPの役割であり、NAPTとは無関係です。
  • イ: 1対1のIPアドレス変換は基本的なNATであり、NAPTの特徴であるポート番号の変換が含まれていません。
  • ウ: 正解。プライベートIPアドレスとポート番号の組合せをグローバルIPアドレスとポート番号の組合せに変換します。
  • エ: ホスト名とIPアドレスの変換はDNSの役割であり、NAPTとは異なります。

補足コラム

NAPTは「ポートアドレス変換」とも呼ばれ、IPv4アドレスの不足を補うために広く使われています。ポート番号を利用することで、1つのグローバルIPアドレスで複数の内部端末の通信を区別可能にします。これにより、企業や家庭内ネットワークで多くの端末がインターネットに接続できます。

FAQ

Q: NAPTとNATの違いは何ですか?
A: NATはIPアドレスの変換を指し、NAPTはさらにポート番号も変換して多対1の通信を可能にします。
Q: NAPTはIPv6でも使われますか?
A: IPv6ではアドレス枯渇問題が緩和されているため、NAPTの使用は一般的ではありません。

関連キーワード: NAPT, NAT, ポート番号変換、プライベートIPアドレス、グローバルIPアドレス、インターネット接続、IPアドレス変換
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