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応用情報技術者 2011年 春期 午前236


問題文

レイヤ2のスイッチングハブの機能として、適切なものはどれか。

選択肢

IPアドレスを解析することによって、データを中継するか破棄するかを判断する。
MACアドレスを解析することによって、必要な LANポートにデータを流す。(正解)
OSI基本参照モデルの物理層において、ネットワークを延長する。
互いに直接、通信ができないトランスポート層以上の二つの異なるプロトコルの翻訳作業を行い、通信ができるようにする。

レイヤ2のスイッチングハブの機能【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:レイヤ2スイッチングハブはMACアドレスを解析し、適切なLANポートにデータを転送します。
  • 根拠:レイヤ2はOSI参照モデルのデータリンク層で、MACアドレスを基にフレームの転送先を判断するためです。
  • 差がつくポイント:IPアドレスはレイヤ3のネットワーク層の情報であり、レイヤ2スイッチは扱わない点を理解しましょう。

正解の理由

イ: MACアドレスを解析することによって、必要な LANポートにデータを流す。
レイヤ2スイッチングハブは、受信したフレームの送信元MACアドレスと宛先MACアドレスを学習・解析し、宛先に対応するLANポートへフレームを転送します。これにより不要なポートへのデータ送信を防ぎ、ネットワークの効率化を図ります。

よくある誤解

IPアドレスを解析して転送を判断するのはルーターの役割であり、スイッチングハブはMACアドレスを使う点を混同しやすいです。

解法ステップ

  1. 問題文の「レイヤ2」を確認し、OSI参照モデルの階層を思い出す。
  2. レイヤ2はデータリンク層で、MACアドレスを扱うことを理解する。
  3. 選択肢の内容をレイヤ2の機能と照らし合わせる。
  4. IPアドレスや物理層、トランスポート層の説明はレイヤ2の機能ではないと判断する。
  5. MACアドレスを解析してLANポートにデータを流す選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: IPアドレスはレイヤ3のネットワーク層で扱うため、レイヤ2スイッチの機能ではありません。
  • ウ: 物理層はレイヤ1であり、ネットワーク延長はリピーターやハブの役割です。
  • エ: トランスポート層以上のプロトコル翻訳はゲートウェイやプロキシの役割であり、スイッチングハブの機能外です。

補足コラム

レイヤ2スイッチはMACアドレステーブルを持ち、フレームの送信元MACアドレスを学習してテーブルを更新します。これにより、宛先MACアドレスに対応するポートを特定し、効率的なフレーム転送が可能です。これがブロードキャストドメイン内での通信効率向上に寄与します。

FAQ

Q: レイヤ2スイッチとハブの違いは何ですか?
A: ハブは受信した信号を全ポートに単純に送信しますが、レイヤ2スイッチはMACアドレスを解析し、必要なポートだけにデータを転送します。
Q: レイヤ3スイッチとは何ですか?
A: レイヤ3スイッチはルーティング機能を持ち、IPアドレスを解析してパケットの転送を行うスイッチです。レイヤ2スイッチとは異なります。

関連キーワード: レイヤ2スイッチ、MACアドレス、データリンク層、スイッチングハブ、OSI参照モデル
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