応用情報技術者 2012年 秋期 午前2 問15
問題文
CPUと磁気ディスク装置で構成されるシステムで、表に示すジョブ A,Bを実行する。この二つのジョブが実行を終了するまでのCPUの使用率と磁気ディスク装置の使用率との組合せのうち、適切なものはどれか。ここで、ジョブ A,Bはシステムの動作開始時点ではいずれも実行可能状態にあり,A,Bの順で実行される。CPU及び磁気ディスク装置は、ともに一つの要求だけを発生順に処理する。ジョブ A,B とも,CPUの処理を終了した後、磁気ディスク装置の処理を実行する。


選択肢
ア:
イ:(正解)
ウ:
エ:
CPUと磁気ディスク装置の使用率計算問題【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:ジョブAとBのCPUおよび磁気ディスク装置の使用率は「イ」のCPU 0.60、磁気ディスク 0.68が正しいです。
- 根拠:ジョブの実行順序と処理時間から、CPUと磁気ディスクの稼働時間を合計し、全体の処理時間で割って使用率を算出します。
- 差がつくポイント:CPUと磁気ディスクの処理が直列か並列か、装置の待ち時間の扱いを正確に理解し計算することが重要です。
正解の理由
ジョブAとBは順にCPU処理後、磁気ディスク処理を行います。
- ジョブAのCPU処理は3秒、磁気ディスク処理は7秒。
- ジョブBのCPU処理は12秒、磁気ディスク処理は10秒。
CPUはAのCPU処理3秒後、BのCPU処理12秒を連続で実行し合計15秒稼働。
磁気ディスクはAの7秒処理後、Bの10秒処理を連続で実行し合計17秒稼働。
全体の処理時間は、CPU処理15秒+Bの磁気ディスク処理10秒の合計25秒。
CPU使用率は 、磁気ディスク使用率は となり、選択肢「イ」が正解です。
よくある誤解
CPUと磁気ディスクの処理時間を単純に合計するだけでなく、処理の順序や装置の待ち時間を考慮しないと誤った使用率になります。
解法ステップ
- ジョブAのCPU処理時間(3秒)と磁気ディスク処理時間(7秒)を確認。
- ジョブBのCPU処理時間(12秒)と磁気ディスク処理時間(10秒)を確認。
- CPUはAのCPU処理後にBのCPU処理を連続実行し、合計CPU稼働時間を計算(3+12=15秒)。
- 磁気ディスクはAの磁気ディスク処理後にBの磁気ディスク処理を連続実行し、合計磁気ディスク稼働時間を計算(7+10=17秒)。
- 全体の処理時間はCPU処理終了後にBの磁気ディスク処理が終わるまでの時間(15+10=25秒)。
- CPU使用率=CPU稼働時間÷全体処理時間=15/25=0.60。
- 磁気ディスク使用率=磁気ディスク稼働時間÷全体処理時間=17/25=0.68。
- 使用率の組み合わせが選択肢「イ」と一致することを確認。
選択肢別の誤答解説
- ア(CPU 0.47、磁気ディスク 0.53):処理時間の合計や順序を誤り、使用率を過小評価しています。
- イ(CPU 0.60、磁気ディスク 0.68):正解。処理順序と時間を正しく計算しています。
- ウ(CPU 0.79、磁気ディスク 0.89):CPUと磁気ディスクの稼働時間を過大に見積もっています。
- エ(CPU 0.88、磁気ディスク 1.00):磁気ディスクの使用率が100%となっていますが、実際は待ち時間があり満たしません。
補足コラム
CPUと磁気ディスクの使用率計算は、システムのボトルネック分析やリソースの効率的な割り当てに役立ちます。ジョブの処理順序や装置の並列・直列処理の理解は、性能評価やスケジューリング設計の基礎です。
FAQ
Q: CPUと磁気ディスクの使用率はどうやって求めますか?
A: 各装置の稼働時間を全体処理時間で割ることで求めます。
A: 各装置の稼働時間を全体処理時間で割ることで求めます。
Q: ジョブの処理順序が変わると使用率は変わりますか?
A: はい。処理順序によって装置の待ち時間や重複が変わり、使用率も変動します。
A: はい。処理順序によって装置の待ち時間や重複が変わり、使用率も変動します。
関連キーワード: CPU使用率、磁気ディスク使用率、ジョブスケジューリング、処理時間計算、システム性能評価

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