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応用情報技術者 2012年 秋期 午前256


問題文

ITサービスマネジメントの可用性管理の KPI として用いるものはどれか。

選択肢

災害を想定した復旧テストの回数
サービスの中断回数(正解)
性能不足に起因するインシデントの数
目標を達成できなかったSLAの項目数

ITサービスマネジメントの可用性管理のKPI【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:可用性管理のKPIは「サービスの中断回数」が最も適切です。
  • 根拠:可用性はサービスが利用可能な時間の割合を示し、中断回数は直接的な指標となります。
  • 差がつくポイント:復旧テスト回数や性能不足は可用性の間接的要素であり、SLA未達は総合評価であって可用性特有ではありません。

正解の理由

「サービスの中断回数」はサービスが停止した回数を示し、可用性の低下を直接的に表すため、可用性管理のKPIとして最も適切です。可用性管理はサービスの継続的な稼働を保証するための管理活動であり、中断回数を減らすことが目標となります。

よくある誤解

復旧テストの回数やSLA未達の項目数を可用性のKPIと誤解しがちですが、これらは可用性の評価に影響する要素や結果の一部であり、直接的な指標ではありません。

解法ステップ

  1. 可用性管理の目的を理解する(サービスの継続稼働の確保)。
  2. KPIとは何を測る指標かを確認する(可用性の状態を直接示すもの)。
  3. 選択肢の意味を整理する(中断回数は停止の回数、復旧テストは準備活動など)。
  4. 直接的に可用性を示す指標を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 復旧テストの回数は準備や検証の活動量であり、可用性の状態を示す指標ではありません。
  • イ: サービスの中断回数はサービス停止の回数であり、可用性の直接的なKPIです。
  • ウ: 性能不足に起因するインシデント数は性能管理の指標であり、可用性とは異なります。
  • エ: SLA未達の項目数はサービス全体の品質評価であり、可用性に限定されません。

補足コラム

可用性は「稼働時間 ÷(稼働時間+停止時間)」で計算され、サービスの中断回数や停止時間が増えると可用性は低下します。ITILなどのフレームワークでも中断回数や停止時間をKPIとして管理します。

FAQ

Q: 可用性管理で「停止時間」もKPIになりますか?
A: はい、停止時間も重要なKPIですが、問題文の選択肢では「中断回数」がより直接的な指標です。
Q: SLA未達の項目数はなぜ可用性のKPIに適さないのですか?
A: SLA未達はサービス全体の品質評価であり、可用性以外の要素も含むため、可用性特有の指標とは言えません。

関連キーワード: 可用性管理、KPI, サービス中断、ITサービスマネジメント、SLA
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